新型「ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR」が鈴鹿でのタイム更新 2020年1月に正式デビュー

2019.11.28 自動車ニュース
ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR
ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR拡大

ルノー・ジャポンは2019年11月27日、「ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR」の新型を、2020年1月に開催される自動車イベント「東京オートサロン2020」に出展すると発表した。

鈴鹿サーキットでタイムアタックに臨む、新型「メガーヌR.S.トロフィーR」。
鈴鹿サーキットでタイムアタックに臨む、新型「メガーヌR.S.トロフィーR」。拡大
日本仕様車のコックピット周辺部。ステアリングホイールやシートはスエード調の表皮で仕立てられる。
日本仕様車のコックピット周辺部。ステアリングホイールやシートはスエード調の表皮で仕立てられる。拡大
荷室側から見たキャビン。リアシートは取り除かれ、補強用のバーが取り付けられる。
荷室側から見たキャビン。リアシートは取り除かれ、補強用のバーが取り付けられる。拡大

一気に130kgもダイエット

世代交代したメガーヌR.S.のトップモデル、新型メガーヌR.S.トロフィーRがもうすぐ国内で正式にデビューする。

同モデルは、先行して発売された「メガーヌR.S.トロフィー」と同じ1.8リッター直4直噴ターボエンジン(最高出力300PS、最大トルク400N・m)を搭載。ただし、130kgに及ぶ軽量化を実施することで、さらなるポテンシャルアップが図られている。

減量の目玉となるのは、4輪操舵システム「4コントロール」の不採用(およそ38kg減)と、デュアルクラッチ式6段AT「EDC」の6段MTへの変更(同35kg減)。さらにリアシートも取り除き(同25kg減)、アクラポヴィッチ製のチタンエキゾーストシステム、軽量・高剛性なカーボン製ボンネットおよびリアディフューザーを採用するなど、ハードコアなカスタマイズが施されている。

シャシー性能を高めるアイテムとして、16mmの車高調整機能を備えたオーリンズ製ダンパーやトルセンLSD、特大のブレンボ製ブレーキキャリパーなども装備。さらに、軽量・高剛性なカーボン製ホイールとカーボンセラミックのブレーキディスク(フロントのみ)がセットオプションとして用意される。

フロントには専用のフロントバンパーを装着。空力性能も高められている。
フロントには専用のフロントバンパーを装着。空力性能も高められている。拡大
ボンネットはカーボン製となる。(写真は持ち上げたボンネットの裏面)
ボンネットはカーボン製となる。(写真は持ち上げたボンネットの裏面)拡大

カーボンホイール装着車にもノーマルホイールは付与される。その重量差は、1本あたり約2kgと公表されている。


	カーボンホイール装着車にもノーマルホイールは付与される。その重量差は、1本あたり約2kgと公表されている。
	拡大
新型「ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR」と、ルノー・スポールの“トップガン”ロラン・ウルゴン氏。鈴鹿サーキットにおけるラップタイムを、先代よりも約3秒短縮してみせた。
新型「ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR」と、ルノー・スポールの“トップガン”ロラン・ウルゴン氏。鈴鹿サーキットにおけるラップタイムを、先代よりも約3秒短縮してみせた。拡大

鈴鹿のラップタイムを3秒短縮

ドイツ・ニュルブルクリンクにおいて、2019年4月に量産FF車の最速タイム(7分40秒100)を記録した、新型メガーヌR.S.トロフィーR。今回の導入予告に先立ち、同年11月26日には三重・鈴鹿サーキットでも、タイムアタックを実施している。

使用された車両は右ハンドルの日本仕様車で、ステアリングを握ったのはニュルブルクリンクでの計測と同様、ルノー・スポールのテストドライバーを務めるロラン・ウルゴン氏。同氏は先代モデルでも鈴鹿でタイム計測に臨んでいるが、今回は当時の2分28秒465よりも3秒速い、2分25秒454を記録した。

ウルゴン氏によれば、「パワーアップや軽量化といったパフォーマンスアップのおかげで確実に速くなっているものの、(メガーヌR.S.トロフィーRの)新型と旧型とでは、基本的なドライバビリティーに違いはない」とのこと。アドバイザーとして鈴鹿でのタイムアタックに参加したレーシングドライバー谷口信輝氏は「(新型は)人馬一体になれる、走りが楽しいクルマ。それが電子デバイス頼みでないことも特筆すべき点といえる」などとコメントしている。

新型メガーヌR.S.トロフィーRの販売台数は世界限定500台で、フランスでの価格は5万5000ユーロ(およそ663万円)。日本にはこのうち50台前後が割り当てられるものとみられる。トータル500台のうち30台は前述のカーボンホイール仕様で、その国内販売台数は不明だが、価格は標準的なメガーヌR.S.トロフィーRのおよそ200万円増しになるという。

(webCG)
 

関連キーワード:
メガーヌR.S., ルノー, 自動車ニュース

ルノー の中古車
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ルノー・メガーヌ ルノースポール トロフィーEDC(FF/6AT)【試乗記】 2019.11.14 試乗記 ルノーのモータースポーツ部門が手がけたハイパフォーマンスモデル「メガーヌ ルノースポール」の中でも、さらに運動性能に磨きをかけた「トロフィー」が日本に導入された。より高出力なエンジンと、コーナリング性能を突き詰めた足まわりが織りなす走りを報告する。
  • トヨタC-HR“GRスポーツ”【試乗記】 2019.12.2 試乗記 トヨタのクロスオーバーSUV「C-HR」に、スポーツコンバージョンモデル“GRスポーツ”が追加された。パワートレインには手をつけないライトなチューニングが特徴のGRスポーツだが、コースと時間がかぎられた試乗でも、標準車とのちがいがはっきりくっきりと感じ取れたのだった。
  • アルピーヌA110S(MR/7AT)【海外試乗記】 2019.11.23 試乗記 フランスのミドシップスポーツモデル「アルピーヌA110」に、ハイパフォーマンスグレードの「A110S」が追加された。よりパワフルなエンジンと引き締められた足まわりで、その走りはどう変わったのか? ポルトガルのエストリルサーキットから報告する。
  • メルセデスAMG A35 4MATICエディション1(4WD/7AT)【試乗記】 2019.10.25 試乗記 メルセデスAMGの新たなエントリーモデルとして「A35 4MATIC」が登場した。同じ2リッター直4ターボエンジンを積む最強モデル「AMG A45 S 4MATIC+」の421PSに対して、こちらは306PSとやや控えめな出力。峠道を模したクローズドコースでその実力を確かめた。
  • 新しくなったルノー・トゥインゴを知る、試す 2019.8.22 ボンジュール ルノー・トゥインゴ!<PR> “パリが仕立てたコンパクト”こと「ルノー・トゥインゴ」がマイナーチェンジ。人気を博した従来モデルからどのような進化を遂げたのか? 普段使いで想定されるさまざまシーンを試し、新しくなったフレンチコンパクトの出来栄えを確かめた。
ホームへ戻る