お値段は2816万円 トムスが「トヨタ・センチュリー」のコンプリートカーを発表【東京オートサロン2020】
2020.01.10 自動車ニュース![]() |
国内トップレーシングチームのひとつであるトムスは2020年1月10日、コンプリートカー「TOM’S CENTURY(トムス センチュリー)」を千葉県の幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2020」(会期:2020年1月10日~12日)で発表。同日、注文受け付けを開始した。
目指したのは運転も楽しめるラグジュアリーセダン
今回発表されたトムス センチュリーは、トヨタの最上級サルーン「センチュリー」をベースとしたカスタマイズモデルである。ベース車が持つ快適性はそのままに、走行性能を高めることで、オーナー自らハンドルを握って運転を楽しめるドライバーズカーに仕上げているという。
パワープラントについては、最高出力381PS、最大トルク510N・mの5リッターV8エンジンと、最高出力224PS、最大トルク300N・mのモーターの組み合わせはそのままに、独自のエキゾースト「トムス・バレル」の採用とスロットルレスポンスの改善により、動力性能の向上と、上質で重厚なエキゾーストサウンドを実現している。
エクステリアデザインにも手を加えており、専用のデイタイムランプ付きフロントバンパーや、サイドステップ、リアアンダースポイラー、トランクスポイラーの採用により、ベース車とは異なる意匠とするとともに、空力性能を高めて走行安定性を向上。リアに備わる4本出しのオーバルテールエキゾーストも特徴となっている。
一方、インテリアはフルオーダーメイドとなっており、特にシートについては、最高級ナッパレザーをはじめとしたさまざまな表皮素材やカラー、ステッチなどが用意されているという。
価格は2816万円。販売台数は36台の限定で、納車開始は2020年夏ごろの予定となっている。
(webCG)
関連キーワード:
センチュリー,
トヨタ,
東京オートサロン2020,
モーターショー, 自動車ニュース