日産/NISMOの2020年SUPER GT GT500のチーム体制が明らかに【東京オートサロン2020】

2020.01.10 自動車ニュース 鈴木 真人
日産ブースのステージ上に展示された「GT-R 50th Anniversary」。
日産ブースのステージ上に展示された「GT-R 50th Anniversary」。拡大

日産自動車とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)は2020年1月10日、現在開催中の東京オートサロン2020(会期:1月12日まで)の会場で、2020年シーズンにおけるSUPER GTのチーム体制を発表した。

こちらは「フェアレディZ 50th Anniversary」。
こちらは「フェアレディZ 50th Anniversary」。拡大
「スカイライン400R」をよりレーシーに仕立てた「400Rスプリントコンセプト」。
「スカイライン400R」をよりレーシーに仕立てた「400Rスプリントコンセプト」。拡大
復帰する千代勝正選手はNDDP RACING with B-MAXに、GT300から昇格する平峰一貴選手はTEAM IMPULに加わる。
復帰する千代勝正選手はNDDP RACING with B-MAXに、GT300から昇格する平峰一貴選手はTEAM IMPULに加わる。拡大
SUPER GT2019のGT500クラスに参戦した「MOTUL AUTECH GT-R」。
SUPER GT2019のGT500クラスに参戦した「MOTUL AUTECH GT-R」。拡大

「GT-R」と「フェアレディZ」の50周年記念モデルや「スカイライン400Rスプリントコンセプト」などが並べられた日産ブース。ステージ上で行われたプレスカンファレンスでは日産/NISMOの2020年SUPER GT GT500クラスのチーム体制が発表された。4台の「GT-R NISMO GT500」を投入し、勝利を目指す。

3号車NDDP RACING with B-MAXと12号車TEAM IMPUL、23号車NISMO、24号車KONDO RACINGという4チーム体制は2019年と変わらない。新たに加わるドライバーは2名。インターコンチネンタルGTチャレンジに参戦していた千代勝正選手が復帰し、2019年はGT300クラスで走っていた平峰一貴選手がステップアップする。

小幅な変更になったことについて、NISMOの片桐隆夫社長は「もともとドライバーの層は厚く、優秀な能力を有している。われわれとしては、ソフトとハードの両面で強化を図ることが大切。レース戦略やマシンの競争力を向上させていく」と話した。

ステージの最前列に陣取っていたのは、まわりとはちょっと雰囲気の違う女子グループ。さかんにシャッターを切っていたカメラの液晶には、KONDO RACINGの近藤真彦監督が大写しに。これをきっかけにモータースポーツに興味を持ってもらえるなら、ジャニーズ女子も大歓迎である。

(文と写真=鈴木真人)

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