「日産リーフNISMO」がマイナーチェンジ 足まわりを中心にブラッシュアップ

2020.07.20 自動車ニュース webCG 編集部
日産リーフNISMO
日産リーフNISMO拡大

日産自動車は2020年7月20日、ピュアEV「リーフNISMO」にマイナーチェンジを実施し、同日、販売を開始した。

「リーフNISMO」の専用エクステリアパーツに変更はないが、「リーフ」のマイナーチェンジモデルと同様に、新たにシャークフィンアンテナが採用された。
「リーフNISMO」の専用エクステリアパーツに変更はないが、「リーフ」のマイナーチェンジモデルと同様に、新たにシャークフィンアンテナが採用された。拡大
「nismo」と「RECARO」のロゴ入りレカロ製ヒーター付きスポーツシートがオプション設定された。
「nismo」と「RECARO」のロゴ入りレカロ製ヒーター付きスポーツシートがオプション設定された。拡大
ステアリングギアレシオを「リーフ」の欧州仕様車と同じ14.9:1に変更。電子制御ブレーキやVDC、足まわりなどに専用チューンが施されている。
ステアリングギアレシオを「リーフ」の欧州仕様車と同じ14.9:1に変更。電子制御ブレーキやVDC、足まわりなどに専用チューンが施されている。拡大

今回発表のリーフNISMOは、同年1月にマイナーチェンジされた「リーフ」のラインナップにおいて、最高出力150PS/最大トルク320N・mの40kWhバッテリーを搭載する「X」グレードをベースに開発。「プロパイロット」を含む運転支援技術の改善や拡充、「NissanConnect」への新サービス・コンテンツの追加、9インチモニター採用の「EV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)」の標準装備化といった変更は、ベースモデルに準じている。

リーフNISMO専用の改良については、ステアリングのギアレシオを18.3:1から14.9:1に変更し欧州テイストのクイックなハンドリングを実現。サスペンションスプリングやバンプラバー(ウレタン製)などのパーツを専用品としたほか、電子制御ブレーキや「インテリジェントトレースコントロール(IDM)」、「ビークルダイナミクスコントロール(VDC)」などに専用チューニングを施し、スポーツカーを彷彿(ほうふつ)させる走りを実現したという。

「nismo」と「RECARO」のロゴが入ったレカロ製ヒーター付きスポーツシートも新たにオプション設定されている。

価格は429万4400円。

(文=webCG/写真=花村英典)

関連キーワード:
リーフ, 日産, 自動車ニュース