日産が「セレナ」の一部仕様を変更 安全装備を強化し「AUTECH」に新モデルを追加
2020.08.17 自動車ニュース![]() |
日産自動車は2020年8月17日、ミドルクラスの箱型ミニバン「セレナ」の一部仕様を変更し、同日、販売を開始した。
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安全装備&運転支援システムの設定を拡大
今回の変更では、予防安全装置の「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」を全車標準装備としたほか、これまでオプション扱いだった運転支援システム「プロパイロット」を「ハイウェイスターV」「ハイウェイスターG」「e-POWERハイウェイスターV」「e-POWERハイウェイスターG」に標準装備した。
また「インテリジェントルームミラー」の設定グレードも拡大。標準装備となる4グレードに加え、「XV」「ハイウェイスターV」「e-POWER XV」「e-POWERハイウェイスターV」でもオプションで選択可能とした。
価格は257万6200円から380万9300円。
「AUTECHスポーツスペック」をe-POWER車にも設定
オーテックジャパンの手になるカスタムカー「AUTECH」シリーズも変更を実施しており、ハンドリングや加速感をチューニングした「AUTECHスポーツスペック」を、これまでのSハイブリッド車に加えてe-POWER車にも設定した。
AUTECHスポーツスペックは、17インチの大径タイヤや専用サスペンション、専用チューニングコンピューターなどの採用、およびボディー補強などを通して、優れた高速安定性と上質な乗り心地、心地よい加速フィーリングを追求したモデルである。e-POWER車への設定にあたっては、それらのチューニングを同車のパワートレインの特性に合わせて徹底的に見直し、e-POWER車ならではの気持ちのいい走りにさらに磨きをかけたという。
このほかにも、購入者の好みに合わせてインテリアのコーディネートが選択できる「AUTECHプレミアムパーソナライゼーションプログラム」をセレナにも設定。このプログラムを選択すると、シートの素材が本革となるほか、表皮の色を「ストーンホワイト」「タン」「ブラック」の3色から選択可能となる。また、いずれのシートカラーにおいても、素材の一部やステッチには、「AUTECH」のイメージカラーであるブルーがあしらわれる。
セレナAUTECHシリーズの価格は、322万5200円から419万2100円。
(webCG)