マセラティが藤原ヒロシとコラボ 「ギブリ オペラネラ/オペラビアンカ」を日本で初公開
2021.06.25 自動車ニュース![]() |
伊マセラティは2021年6月25日、ファッションデザイナーでありミュージシャンの藤原ヒロシとのコラボレーションモデル「ギブリ オペラネラ」および「ギブリ オペラビアンカ」を日本で発表した。全世界175台の限定生産モデルで、日本では40台のみが販売される。
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キング・オブ・ストリートこと藤原ヒロシは1980年代に東京のストリートカルチャーを作り上げ、初めて日本にヒップホップを持ち込んだDJの一人。プロデューサー兼ミュージシャンとして、世界的なアーティストと作品を生み出してきた人物であり、オリジナルファッションブランド「フラグメント・デザイン」の主宰者としても知られている。フラグメント・デザインはナイキやリーバイス、ステューシー、バートン、ルイ・ヴィトン、モンクレールなどの世界的なファッションブランドとのコラボレーションも展開している。
今回発表されたギブリ オペラネラとギブリ オペラビアンカは、最高出力330PS、最大トルク450N・mを発生する2リッター直4ターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたスポーツセダン「ギブリ ハイブリッド グランルッソ」をベースに開発。前者は黒をテーマにボディー上部がソリッドブラック、ボディー下部がマットブラック仕上げの2トーンとなり、後者は白をテーマにボディー上部がソリッドホワイト、ボディー下部がマットブラックの2トーン仕上げになっている。
フロントグリルはこのモデルのためにデザイン・開発された専用アイテムで、グリル右下に「Fragment」ロゴが備わる。20インチサイズの「Urano(ウラノ)」ホイールはマットブラックに塗られ、Cピラーにもフラグメントの専用バッジが取り付けられた。
マセラティのデザインアイコンともいえる フロントフェンダーの3連エアダクト下部には、「M157110519FRG」というコードがペイントされている。この英数字の最初の4文字(M157)はギブリの開発コード、次の6つの数字(110519)は藤原ヒロシがこのコラボレーション企画のためにマセラティデザインセンターに訪れた日(2019年11月5日)を、最後の3文字(FRG)はフラグメントを意味している。
内装はプレミアムレザーとアルカンターラのコンビネーションで構成され、シートやトリムのステッチ、ヘッドレストのトライデントマークや車名、ブランドロゴ部分の刺しゅうには、コントラストカラーのシルバーが用いられている。ブルーのシートベルトもこのモデルの特徴となる。
主な特別装備は以下の通り。
- 外装色(ネロ<黒>/ビアンコ<白>のソリッドカラー+マットブラックのバイカラー)
- 専用グリル
- 20インチ「ウラノ」マットブラックホイール
- Cピラーのフラグメントエンブレム
- アルカンターラ/レザーシート素材(「Fragment」ロゴ入り)
- ブルーシートベルト
- 専用ステッチ
価格は1425万円。2021年7月11日までの期間限定で東京・表参道にオープンするポップアップストアにおいて、ギブリ オペラネラが展示されるほか、藤原ヒロシとの共同デザインによって生まれた数量限定のカプセルコレクション(Tシャツやフーディー、キャップなど)が販売される。
(webCG)