メルセデスが「GLE/GLEクーペ」を一部改良 2リッターディーゼルモデルにMHEVを採用
2021.12.24 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2021年12月24日、SUV「GLE/GLEクーペ」に一部改良を実施すると発表した。納車については、GLEは2022年1月に、GLEクーペは2022年2月ごろに開始するとしている。
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機能装備の設定や車体色のラインナップを変更
今回の改良では、2リッターディーゼルターボエンジンを搭載した「GLE300d 4MATIC」にマイルドハイブリッド機構を採用。最高出力272PS、最大トルク550N・mを発生するエンジンに、最大で20PS、200N・mのブーストが可能なISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせることで、振動・走行が少なく、力強い走りを実現したという。
装備の設定も見直しており、全モデルにおいて「Apple CarPlay」や「Android Auto」といった携帯端末との連係機能を標準で採用。GLEでは、前席左右に加えて後席でも独立した温度調整が可能となるクライメートコントロールも標準装備とした。
一方、これまでグレードに応じて標準装備ないしオプションで用意していた「エナジャイジングパッケージ」「エアバランスパッケージ(パフュームアトマイザー付き)」「E-ACTIVE BODY CONTROLパッケージ」、ワイヤレスチャージングについては、設定を停止している。
ボディーカラーの設定も変更しており、既存の「イリジウムシルバー」を廃止し、新たに「ハイテックシルバー」を採用した。
新価格は39万円~76万円の値上げに
また、今回の改良に合わせてGLE/GLEクーペともに価格改定を実施。メルセデス・ベンツ日本は「原材料費の高騰などに対応するため」と説明しており、グレードによってGLEでは46万円~76万円、GLEクーペは39万円~46万円の値上げとなっている。
ラインナップと新価格は以下の通り。(カッコ内は旧価格との差額)
【GLE】
- GLE300d 4MATIC:1040万円(+76万円)
- GLE400d 4MATICスポーツ:1187万円(+46万円)
- GLE450 4MATICスポーツ:1234万円(+48万円)
- メルセデスAMG GLE53 4MATIC+:1400万円(+53万円)
【GLEクーペ】
- GLE400d 4MATICクーペ スポーツ:1241万円(+39万円)
- メルセデスAMG GLE53 4MATIC+クーペ:1483万円(+46万円)
(webCG)