「アルファ・ロメオ・ステルヴィオ」に「Ti」を冠する新グレード登場
2022.03.22 自動車ニュース![]() |
ステランティス ジャパンは2022年3月22日、SUV「ステルヴィオ」の仕様変更と、新グレード「Ti(正式名:2.2ターボ ディーゼルQ4 Ti)」の国内導入を発表した。いずれも同年4月16日に販売が開始される。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
今回新たに設定されたTiは、「ステルヴィオに元来備わるスポーツ性能と上質さを併せ持つ」とされる、ディーゼル仕様の新グレードで、グランドツアラーらしい性格が特徴とされている。車名の“Ti”は「Turismo Internazionale」の頭文字をとったもので、過去にはアルファ・ロメオの高性能車に与えられてきた。
エクステリアは、ボディー同色のエクステリアミラーハウジングや、新デザインの5ホール/20インチアルミホイールがポイント。一方インテリアは、ステルヴィオのなかで唯一となるグレーオークのウッドパネルや、ナチュラルレザーシート(前席シートヒーター付き)を装備する。シート色はブラックのほか、専用のチョコレート色が選択可能となっている。
機能的な装備については、オートハイビーム機能付きのバイキセノンヘッドライト、ステアリングヒーター付きスポーツレザーステアリングホイール、ナビゲーションシステムなどが標準で備わるほか、トラフィックジャムアシストやハイウェイアシストシステムなど、運転支援装置も充実している。
またステルヴィオについては、他のグレードも仕様変更が実施されている。全⾞、ルーフレールレス仕様となりクーぺのようなルーフラインが強調されたほか、「ヴェローチェ」にはボディー同色のエクステリアミラーハウジングや新デザインの21インチアルミホイールを装着。さらにリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)が搭載され、スポーツ性能が強化された。
2.9リッターV6エンジンを搭載する「クアドリフォリオ」については、21インチの専用アルミホイールやブラックテールライト、レザー/アルカンターラステアリングホイール、優れたホールド性と快適性を両立させるというスパルコ製カーボンバケットシートの採用により、プレミアム性とダイナミック性能の強化が図られた。
ステルヴィオの新たなラインナップと価格は以下のとおり。
- 2.2ターボ ディーゼルQ4 Ti:680万円
- 2.2ターボ ディーゼルQ4ヴェローチェ:730万円
- 2.0ターボQ4ヴェローチェ:771万円
- 2.9 V6バイターボ クアドリフォリオ:1338万円
(webCG)