「アルピーヌA110 R」の受注が期間限定・新価格で再開

2023.04.14 自動車ニュース webCG 編集部
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アルピーヌ・ジャポンは2023年4月13日、ミドシップスポーツカー「A110」のハイパフォーマンスバージョン「A110 R」の受注を開始した。同年5月7日までの期間限定で購入申し込みを受け付ける。

アルピーヌA110 Rは、アルピーヌF1チームが開発に携わったエアロダイナミクスや、ハンドリングレベルを大きく引き上げる専用シャシーの採用、数多くのカーボンパーツの採用による大幅な軽量化などによって、走行性能をさらに高めたとうたわれるハイパフォーマンスモデル。

スワンネックタイプのリアスポイラーマウントやサイドスカート、エアインテーク付きカーボンボンネットを採用するなど、エアロダイナミクス性能を追求。最高速はシリーズ最速の285km/hに到達する。

「A110 S」から車高を10mm落としてロール剛性を高めたシャシーには、車高と減衰力が調整可能なダンパーを装備。車高をさらに10mm低められるほか、負荷の大きい前輪用のブレーキクーリングダクトも搭載する。

カーボンパーツは、ボンネットだけでなく、ルーフやリアフード、ホイールにも採用し、6点式固定レーシングハーネス付きのサベルト製フルカーボンモノコックバケットシートも装備。車両重量は1090kgと公表されている。

パワートレインは最高出力300PS/6300rpm、最大トルク340N・m/2400rpmの1.8リッター4気筒ターボエンジンと7段のデュアルクラッチ式ATの組み合わせ。ローンチコントロール使用時の0-100km/h加速タイムは3.9秒である。

A110 Rには受注生産プログラムが適用され、ボディーカラーとステアリング位置の左右を選ぶことができる。

同車は、「A110」「A110 GT」「A110 S」と同様にカタログモデルとして取り扱われるが、年間生産台数が限られることから、日本導入台数に応じて、期間限定で購入申し込みを受け付ける販売方法となる。今回は4月13日から5月7日までアルピーヌ正規販売店にて購入申し込みを受け付け、申込件数が今回の受注台数(14台)を超えた場合は抽選となる。

価格は1550万円。2022年12月に実施された初回販売から50万円の値上げとなった。

(webCG)

「オートモビル カウンシル2023」に出展された「アルピーヌA110 R」を写真で見る

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