ランボルギーニが100%電動GTカーのコンセプトモデル「ランザドール」を発表

2023.08.21 自動車ニュース webCG 編集部
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ランボルギーニ・ランザドール
ランボルギーニ・ランザドール拡大

アウトモビリ・ランボルギーニは2023年8月18日(現地時間)、米カリフォルニア州モントレーにおいて、新たなGTカーのコンセプトモデル「Lanzador(ランザドール)」を発表した。

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ランザドールは、2028年の生産開始が予定されている“100%電動ランボルギーニ”の具体的ビジョンとなるコンセプトモデル。同社の脱炭素化・電動化に向けたロードマップにのっとって開発された。

宇宙船からインスピレーションを得たというエクステリアには、「ムルシエラゴ」や「カウンタックLPI800-4」など歴代ランボルギーニ車のデザイン要素が生かされており、スーパースポーツらしいフォルムでありながら高めの最低地上高を確保するという特異なスタイリングとなっている。

一方、車内においては2+2のシートレイアウトを採用。特に環境に優しい方法で特別な水を使ってなめされた「サステイナブルレザー」や、高級メリノウール、再生ナイロン、リサイクルプラスチック、再生カーボンで仕立てられたインテリアは、外装と同様に宇宙船のイメージが投影されており、ドライバーはパイロットになった気分を味わえるという。

走行性能については、各後軸に搭載された高出力モーターにより、1メガワット(約1360PS)を超える最高出力を発生。状況に応じて必要なトルクをリアアクスルの左側と右側に配分し、理想的なコーナリングを実現する。新世代の高性能バッテリーは、そのハイパフォーマンスのみならず、長距離の航続にも寄与するとうたわれる。

またランザドールでは、アクティブ エアロダイナミクスがコーナリングスピードを高めるためのダウンフォースを増大させるとともに、高速走行時の空気抵抗を低減。可変的に調整できるメカニズムであるため、常に最高のパフォーマンスを実現するとされる。

実用面については、フロントボンネットの下にトランクルームを用意。キャビン後方にも荷室が設けられており、アレンジ可能な後部座席と相まってさまざまな荷物の積載が可能となるなど、日常での使い勝手にも優れるという。

(webCG)

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