「メルセデスAMG GLE63 S 4MATIC＋／AMG GLE63 S 4MATIC＋クーペ」の改良モデルが上陸
2023.11.20 自動車ニュース 拡大 |
メルセデス・ベンツ日本は2023年11月20日、ハイパフォーマンスSUV「メルセデスAMG GLE63 S 4MATIC＋」「メルセデスAMG GLE63 S 4MATIC＋クーペ」の改良モデルを発表し、同日、販売を開始した。
今回発売された2モデルは、最高出力612PS、最大トルク850N・mを発生する「M177」型4リッターV8ツインターボエンジンに、同21PS、同250N・mのオルタネーターとスターターを兼ねるISG（インテグレーテッドスタータージェネレーター）を組み合わせたマイルドハイブリッド機構を採用。「メルセデス・ベンツGLE／GLEクーペ」の頂点に位置づけられている。
アップデートされた内外装や最新のオフロード走行支援システム、インフォテインメントシステムの採用などがセリングポイントで、これらは同年9月28日に発売されたGLE／GLEクーペの改良モデルに準じたものとなる。
エクステリアに関しては、よりシャープでメルセデスSUVとして統一感のある新デザインのヘッドランプとテールランプ、リニューアルされたボンネットエンブレムの採用などが特徴だ。
スイッチ操作ひとつでエンジンやトランスミッションの特性を切り替える「ダイナミックセレクト」に「オフロード」モードが追加されており、雪道や悪路での走破性が向上。急な下り坂での安定した走行をサポートする「DSR（ダウンヒルスピードレギュレーション）」も備わっている。さらにオフロードモードでは、ディスプレイに映し出されたフロント部分下方の路面映像を介して、進路上にある大きな石や深いくぼみなどの障害を確認できる「トランスペアレントボンネット」機能も利用できる。
対話型のインフォテインメントシステム「MBUX」には、車両の前方に広がる現実の景色をナビゲーション画面の一部に映し出し、ルートガイドの利便性を高める「AR（拡張現実）ナビゲーション」を標準装備。コックピットディスプレイおよびメディアディスプレイに、車両の傾きや路面の勾配、標高、経度緯度、コンパス、車速、エンジン回転数などのほか、操作スイッチ類や各種機能をわかりやすく配置する「オフロードスクリーン」も採用される。
価格はAMG GLE63 S 4MATIC＋が2418万円、AMG GLE63 S 4MATIC＋クーペが2454万円。前者は右ハンドル車、後者は左ハンドル車が導入される。
（webCG）
