ケータハムが「セブン340」を発売 最高出力172PSの2リッターエンジンを搭載【東京オートサロン2024】
2024.01.12 自動車ニュース 拡大 |
ケータハムカーズ・ジャパンは2024年1月12日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2024」（開催期間：2024年1月12日～14日）で新型車「セブン340」を日本初公開し、同日、販売を開始した。
よりパワフルな2リッターエンジンを搭載
ケータハム・セブン340は、「セブン270」の後継にあたる同社の基幹モデルである。エンジンにはフォード製の2リッターデュラテックエンジンを搭載しており、最高出力172PS、最大トルク174N・mを発生。1.6リッターエンジンだったセブン270（135PS、165N・m）からパワー、トルクともに大幅な向上をみている。組み合わされるトランスミッションは5段MTのみだ。
一方、車両重量はスタンダードモデルの「340S」で560kg、サーキット指向の「340R」で540kgと、依然として軽量。動力性能は0-100km/h加速が5秒以下、最高速が209km/hと公称されている。また、新しいエンジンは最新の排出ガス規制にも対応しており、CO2排出量も148g/kmに抑えられている。
装備は仕様によって異なり、340Sには、ロードサスペンションパック、14 インチ 「Classic」シルバーアロイホイール、「エイボンAT7」タイヤ、フルウインドスクリーンおよびソフトトップ＆ドア、ヒーター、ブラックレザーシート、フルカーペットインテリアが標準で採用される。
一方の340Rでは、スポーツサスペンションパック（ワイドトラック、リアアンチロールバー、アジャスタブルプラットフォーム）、15インチ「Orcus」アロイホイール（色はシルバーかアンスラサイトから選択可能）、「エイボンZZS」タイヤ、LSD、カーボンダッシュボード、コンポジットレースシート、4点式レースハーネス（⾞載）、ブラックパックなどが標準装備となる。
価格は以下のとおり。
- セブン340S：1039万5000円
- セブン340R：1061万5000円
軽スポーツ「セブン170」の価格改定も実施
ケータハムカーズ・ジャパンでは同時に日本仕様のラインナップも見直しており、ハイパフォーマンスモデルの「セブン480」については、生産終了に伴い取り扱いも終了。今後は在庫のみの販売となる。これにより、日本でのラインナップは新車種のセブン340と軽自動車規格の「セブン170」の2モデル体制となる。
またセブン170についても、原材料費などの⾼騰から価格改定を実施。「170S」が775万5000円、「170R」が797万5000円と、ともに従来より99万円の値上げが行われた。
（webCG）
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