「KINTO FACTORY」から「レクサスIS」の操舵質感を高めるアイテム登場

2024.06.26 自動車ニュース 藤沢 勝
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レクサスIS
レクサスIS拡大

トヨタ自動車とKINTOは2024年6月26日、両社が展開する「KINTO FACTORY」で「レクサスIS」向けのアップグレードアイテム「パフォーマンスアップグレード“ソリッド”for IS」を発売した。

バンパーリンフォース(前後)とサスペンションメンバー(前後)、スタビリンク(前)の締結部位のボルトをタフフランジタイプに交換する。
バンパーリンフォース(前後)とサスペンションメンバー(前後)、スタビリンク(前)の締結部位のボルトをタフフランジタイプに交換する。拡大
ノーマルボルト(写真左)とタフフランジボルト(同右)。
ノーマルボルト(写真左)とタフフランジボルト(同右)。拡大
「パフォーマンスアップグレード“ソリッド”for IS」の施工車両にはレーザー焼き付けで印字した特別なプレートが装着される。
「パフォーマンスアップグレード“ソリッド”for IS」の施工車両にはレーザー焼き付けで印字した特別なプレートが装着される。拡大

パフォーマンスアップグレード“ソリッド”for ISはバンパーリンフォース(前後)とサスペンションメンバー(前後)、スタビリンク(前)の締結部位のボルトをタフフランジタイプに交換することで締結剛性を強化。操舵時の応答性と安定性が向上するという。トヨタの研究開発施設「トヨタテクニカルセンター下山」のテストコースを性能開発主査が繰り返し走り込んで厳選した5カ所に施される。

パフォーマンスアップグレード“ソリッド”for ISの価格は13万2000円(作業工賃を含む)で、施工できるのは2020年9月以降(「IS500」は2022年9月以降)に生産された現行型レクサスIS(4WD車は対象外)。これまでのKINTO FACTORYのアップグレードアイテムと同様、購入・サブスクリプションなどの車両の利用方法は問わない。アップグレードした車両にはレクサス独自のレーザー焼き付けで印字した特別なプレートを装着する。

このタフフランジタイプのボルトは「GRカローラ」で好評を得たことでISにも採用。既納車への展開はISが初だという。また、一部のボルトを交換する際には、タイヤを地面につけた状態で施行するいわゆる「1G締め」を取り入れるなど、組み付けにもこだわっている。

合わせて、メーカーオプションとして設定している“Fスポーツ”専用のオレンジブレーキキャリパーを既納車にも装着できるようにしている(15万9500円・作業工賃を含む)。

(webCG)

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