【F1 2024】最終戦アブダビGPでノリスがポールから4勝目、26年ぶりにマクラーレンがコンストラクターズチャンピオンに

2024.12.09 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第24戦(最終戦)アブダビGP決勝が、2024年12月8日、アブダビのヤス・マリーナ・サーキット(5.281km)を58周して行われた。

マクラーレン・メルセデスとフェラーリによるコンストラクターズチャンピオン決定戦。双方にとって年間王者のトロフィーは久々となるが、21点リードするマクラーレンが予選で今季3回目となるフロントロー独占とした一方、奇跡の逆転を目指すフェラーリは、カルロス・サインツJr.が3番グリッドとなるも、シャルル・ルクレールはパワーユニットの部品交換による10グリッド降格で19番グリッドと下位に沈んだ。

24戦の最長シーズンを締めくくるファイナルレースでは、スタート直後にオスカー・ピアストリとマックス・フェルスタッペンが接触、マクラーレンの1台が早々に上位から脱落したものの、ランド・ノリスが今年8回目のポールからトップを守り切り、今シーズン4勝目を飾った。この結果、マクラーレンが1998年以来となる26年ぶりのコンストラクターズタイトルを獲得した。

レースでもチャンピオンシップでも敗れたフェラーリだったが、このレースを最後にチームを去るサインツJr.が2位、ルクレールは驚異の16台抜きで3位に入り、最後まで正々堂々と戦い抜いた。

4-5フィニッシュを決めたのはメルセデス。ルイス・ハミルトンは、12シーズンを過ごし6度のタイトルをともに勝ち取ったメルセデスでの最後の予選でQ1敗退、16番グリッドとなるも、怒涛(どとう)の追い上げで4位。ジョージ・ラッセルは最終ラップでチームメイトに抜かれ5位に終わった。

レッドブル・ホンダRBPTのフェルスタッペンは、接触による後退と10秒ペナルティーからリカバリーしての6位。ピエール・ガスリーは5番グリッドから7位に入り、アルピーヌ・ルノーはコンストラクターズランキング6位を確定させた。

ハース・フェラーリのニコ・ヒュルケンベルグは、予選4位ながらピットレーン上での追い抜きで3グリッド降格、そこから8位入賞。アストンマーティン・メルセデスのフェルナンド・アロンソは9位でチェッカードフラッグを受け、ピアストリは入賞圏最後の10位まで挽回した。

以下、11位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、12位角田裕毅(RBホンダRBPT)、13位ジョウ・グアンユー(キック・ザウバー・フェラーリ)、14位ランス・ストロール(アストンマーティン)、15位ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、16位ケビン・マグヌッセン(ハース)、17位リアム・ローソン(RB)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップ
1位 マックス・フェルスタッペン 437点
2位 ランド・ノリス 374点
3位 シャルル・ルクレール 356点
4位 オスカー・ピアストリ 292点
5位 カルロス・サインツJr.  290点
6位 ジョージ・ラッセル 245点
7位 ルイス・ハミルトン 223点
8位 セルジオ・ペレス 152点
9位 フェルナンド・アロンソ 70点
10位 ピエール・ガスリー 42点
11位 ニコ・ヒュルケンベルグ 41点
12位 角田裕毅 30点
13位 ランス・ストロール 24点
14位 エステバン・オコン 23点
15位 ケビン・マグヌッセン 16点
16位 アレクサンダー・アルボン 12点
17位 ダニエル・リカルド 12点
18位 オリバー・ベアマン 7点
19位 フランコ・コラピント 5点
20位 ジョウ・グアンユー 4点
21位 リアム・ローソン 4点
22位 バルテリ・ボッタス 0点
23位 ローガン・サージェント 0点
24位 ジャック・ドゥーハン 0点

コンストラクターズチャンピオンシップ
1位 マクラーレン・メルセデス 666点
2位 フェラーリ 652点
3位 レッドブル・ホンダRBPT 589点
4位 メルセデス 468点
5位 アストンマーティン・メルセデス 94点
6位 アルピーヌ・ルノー 65点
7位 ハース・フェラーリ 58点
8位 RBホンダRBPT 46点
9位 ウィリアムズ・メルセデス 17点
10位 キック・ザウバー・フェラーリ 4点

(文=bg)

(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
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