【F1 2025】第7戦エミリア・ロマーニャGPで、フェルスタッペンがマクラーレン2台を抑え今季2勝目

2025.05.19 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第7戦エミリア・ロマーニャGP決勝が、2025年5月18日、イタリアのイモラにあるアウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリ(4.909km)を63周して行われた。

1950年5月13日にイギリスで第1戦目が開かれたF1は、“故郷”のヨーロッパで75周年のメモリアルウイークを迎えた。

レースでは、レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンが優勝した。予選2位からスタート直後のコーナー飛び込みでトップを奪うと、バーチャルセーフティーカーのタイミングでタイヤを交換し首位をキープ。終盤のセーフティーカーのあとも後続を引き離すことができた。第3戦日本GPに次ぐ今シーズン2勝目、通算65勝目、イモラでは4連勝となり、チームのGP参戦400戦目に花を添えた。

2位はマクラーレン・メルセデスのランド・ノリスだった。予選ではまたもライバルたちに差をつけられ4位に沈んだものの、序盤のうちに3位に。セーフティーカー明けの残り10周では、フレッシュなタイヤを武器に、チームメイトのオスカー・ピアストリをオーバーテイクし、トップから6秒差でチェッカードフラッグを受けた。

3位はマクラーレンのピアストリ。3連勝中だったポイントリーダーは、予選で今季3回目のポールポジションを獲得するもスタートで2位にダウン。フェルスタッペンやノリスよりも早めにタイヤ交換したことが裏目に出て、終盤に使い古しのタイヤでペースが上げられず僚友に抜かれてしまった。

ファクトリーが間近のフェラーリは、予選でまさかの2台そろってQ2敗退となるも、レースではルイス・ハミルトン4位、シャルル・ルクレールは6位でゴールしなんとか面目を保った。ウィリアムズ・メルセデスは、アレクサンダー・アルボンがフェラーリと丁々発止とやり合いながら5位と健闘。カルロス・サインツJr.も8位入賞を果たした。

メルセデスのジョージ・ラッセルは、予選で3位となるもレースではタイヤマネジメントに苦しみ7位。レーシングブルズ・ホンダRBPTのアイザック・ハジャーは予選順位と同じ9位でフィニッシュした。レッドブルの角田裕毅は、予選Q1で痛恨の大クラッシュを演じピットレーンからスタート、10位まで挽回してレースを終えた。

以下、11位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)、12位ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー・フェラーリ)、13位ピエール・ガスリー(アルピーヌ・ルノー)、14位リアム・ローソン(レーシングブルズ)、15位ランス・ストロール(アストンマーティン)、16位フランコ・コラピント(アルピーヌ)、17位オリバー・ベアマン(ハース・フェラーリ)、18位ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップは、1位ピアストリ146点、2位ノリス133点と、ピアストリのリードは16点から13点に若干だが縮まった。3位フェルスタッペンも124点でマクラーレンの2人を追っている。4位ラッセル99点、5位ルクレールは61点を集めている。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位マクラーレン279点、2位メルセデス147点、3位レッドブル131点、4位フェラーリ114点、5位ウィリアムズ51点というトップ5の顔ぶれとなる。

次の第8戦モナコGP決勝は、5月25日に行われる。

(文=bg)

F1第7戦エミリア・ロマーニャGPのスタートシーン。ポールシッターだったマクラーレンのオスカー・ピアストリ(写真先頭)を、レッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真手前から2番目)がかわし、今シーズン2勝目を飾った。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
F1第7戦エミリア・ロマーニャGPのスタートシーン。ポールシッターだったマクラーレンのオスカー・ピアストリ(写真先頭)を、レッドブルのマックス・フェルスタッペン(写真手前から2番目)がかわし、今シーズン2勝目を飾った。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大

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