日産が「セレナ」をマイナーチェンジ フロントグリルのパターンを変更
2025.12.18 自動車ニュース 拡大 |
日産自動車は2025年12月18日、ミニバン「セレナ」をマイナーチェンジし、2026年2月中旬に発売すると発表した。
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
拡大 |
今回は内外装デザインのブラッシュアップやインフォテインメントシステムの強化を図っている。
デザイン変更は「LUXION(ルキシオン)」と「ハイウェイスターV」の2グレードが対象。前者は縦基調のフロントグリルなどで上質感とプレミアム感を追求したエクステリアとしたほか、次世代素材「テーラーフィット」のシートを使う専用インテリアを採用している。後者は同じ縦基調のグリルでもよりスポーティーさに特化したデザインに(内装は変更なし)。全グレードでエクステリアカラーに「ムーンボウブルー」「アクアミント」「ディープオーシャンブルー」の3色を追加設定している。
セレナとしては初となるGoogle搭載の「NissanConnectインフォテインメントシステム」をメーカーオプションとして設定。「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応するほか、施錠し忘れやハザードランプの消し忘れ、窓の閉め忘れなどをスマートフォンに通知してくれる「し忘れアラート」、離れた場所からでもクルマを見守れる「リモートフォトショット」なども使える。さらにディーラーオプションとして15.6インチの後席用ディスプレイを設定した。
機能面ではアクセルペダルだけでスピードをコントロールできる「e-Pedal Step」のオン/オフの設定を前回から引き継げる「e-Pedal Step前回モード記憶」機能を追加したほか、後席への荷物や子どもの置き去りを予防する「後席リマインダー」機能を採用している。
新たに「インテリジェントアラウンドビューモニター」を採用し、運転支援システムも拡充。車両周辺を3D映像で確認できる「3Dビュー」や交差点等で運転席からの死角になる前方左右を確認できる「フロントワイドビュー」、ドアミラーを閉じた状態でも両サイドビューを確認できる「両サイドミラークローズドビュー」の3つの新しい表示機能を搭載している。
新しいセレナのラインナップと価格は以下のとおり。
【ガソリンエンジン車】
- X:278万5200円(FF車)/299万0900円(4WD車)
- XVパッケージ:304万3700円(FF車)/324万9400円(4WD車)
- ハイウェイスターV:322万8500円(FF車)/349万4700円(4WD車)
【e-POWER車】
- e-POWER X:329万3400円(FF車)
- e-POWER XVパッケージ:358万3800円(FF車)
- e-POWERハイウェイスターV:377万5200円(FF車)
- e-POWER LUXION:499万8400円(FF車)
- e-4ORCE X:359万9200円(4WD車)
- e-4ORCE XVパッケージ:388万9600円(4WD車)
- e-4ORCEハイウェイスターV:/414万1500円(4WD車)
同日、日産モータースポーツ&カスタマイズはセレナのマイナーチェンジに合わせて新たなカスタマイズモデル「AUTECHライン」「マルチボックス」を発表した。既存のカスタマイズモデルにもベース車と同様の仕様変更を施しており、「AUTECH」「AUTECHスポーツスペック」は2026年の3月中旬に、その他のモデルは2月12日に発売する。
セレナのAUTECHラインは「キャラバン」「ノート」「ルークス」に続いての設定。メタル調フィニッシュのドアミラーやダーク金属調シルバーの16インチアルミホイール、ダーククロムのグリルフィニッシャーなどを採用した、さりげない個性やこだわりを求めるカスタマーに向けたカスタマイズモデルだ。
セレナAUTECHラインの価格は333万8500円から425万1500円まで。
セレナ マルチボックスは2列シート・5人乗りのレイアウトとベンチやテーブルとしても使える大容量の収納ボックスが備わっているのが特徴。荷室に搭載される収納ボックスは上面と側面が開閉可能なほか、ボックス内部にも開閉可能な仕切りが備わっている。
セレナ マルチボックスの価格は357万2800円から473万5500円まで。
(webCG)








































