【F1 2026】開幕戦オーストラリアGPでラッセル優勝、メルセデス1-2&フェラーリ3-4フィニッシュ
2026.03.08 自動車ニュースF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGP決勝が、2026年3月8日、オーストラリアはメルボルンにあるアルバートパーク・サーキット(5.278km)を58周して行われた。
一新されたマシンとパワーユニットによる新たな時代の幕開け。新興チームのキャデラックを加えた全22台による初戦は、週末を通じて波乱含みの展開となった。
予選では、4冠王者マックス・フェルスタッペンのレッドブルがリアタイヤをロックさせQ1でクラッシュ、20番グリッドに。決勝日のスターティンググリッドにつく前には、オスカー・ピアストリのマクラーレンがスピンしウォールにヒット、母国のヒーローがレースに出られない事態となった。さらにザウバー改めアウディはニコ・ヒュルケンベルグがトラブルでグリッドにつけず、レッドブルのアイザック・ハジャーはレース中に白煙をあげリタイアと、各所で大小さまざまな問題が起きた。
こうしたライバルたちのつまずきを尻目に優勝争いを繰り広げたのは、下馬評どおりの速さを見せつけたメルセデス、そして抜群のスタートダッシュでトップを奪ったフェラーリだった。
序盤こそ抜きつ抜かれつの緊迫した戦いとなったが、バーチャルセーフティーカー(VSC)でタイヤ交換をしなかったフェラーリがその後ピットインすると、メルセデスが1-2でリードし続けることに。真っ先にチェッカードフラッグを受けたのは、F1キャリア8年目にして悲願の初タイトルを狙うジョージ・ラッセルで、自身8回目のポールポジションから通算6回目の勝利を記録した。
2位はメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ。鈍足のスタートで7位まで落ちたがその後挽回した。シルバーアローのチームとしては2024年のラスベガスGP以来となる通算61回目の1-2フィニッシュを達成した。
3位はフェラーリのシャルル・ルクレール。4番グリッドからのスタートで一気にトップに躍り出てから、しばらくはラッセルと首位攻防の戦いを繰り広げ、VSC後は2台の赤いマシンが先頭で集団を率いたこともあった。
フェラーリ在籍2年目を迎えたルイス・ハミルトンは4位に入り、プレシーズンテストでも好調だったマラネロの一軍は3-4フィニッシュだった。
2025年王者としてカーナンバー1をつけたマクラーレン・メルセデスのランド・ノリスは6番グリッドから5位でゴール。レッドブル・レッドブル・フォードのフェルスタッペンはグリッド後方から6番手まで追い上げた。
ハース・フェラーリのオリバー・ベアマンは12番グリッドから7位。レーシングブルズ・レッドブル・フォードの新人アービッド・リンドブラッドはデビュー戦で力走し8位でポイントを獲得した。
F1で2年目となるガブリエル・ボルトレートは9位でフィニッシュし、新生アウディの初レースでポイントを献上。アルピーヌ・メルセデスのピエール・ガスリーは14番グリッドから10位でチェッカードフラッグを受け、最後の1点を手にした。
以下、11位エステバン・オコン(ハース・フェラーリ)、12位アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ・メルセデス)、13位リアム・ローソン(レーシングブルズ)、14位フランコ・コラピント(アルピーヌ)、15位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、16位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)が完走した。
なおテストでの大苦戦が伝えられたアストンマーティン・ホンダは、パーツ不足などに配慮しながらフェルナンド・アロンソが21周、ランス・ストロールは43周を走りリタイアした。
昨年同様、12月の最終戦アブダビGPまでの全24戦で争われる2026年シーズン。次の第2戦中国GP決勝は、1週間後の3月15日に行われる。
(文=bg)
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