トヨタが新たな充電サービス「TEEMO」のデモンストレーションを実施 「bZ4X」等の購入者は1年間無料で利用可能

2026.04.23 自動車ニュース 藤沢 勝
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「トヨタbZ4Xツーリング」。TEEMO充電器に接続されている。
「トヨタbZ4Xツーリング」。TEEMO充電器に接続されている。拡大

トヨタ自動車は2026年4月23日、都内のトヨタディーラーで電気自動車(BEV)向けの新たな充電サービス「TEEMO(ティーモ)」のデモンストレーションを行い、報道陣向けに披露した。

都内のトヨタディーラーに設置されたTEEMO充電器。これは出力150kW器。
都内のトヨタディーラーに設置されたTEEMO充電器。これは出力150kW器。拡大
TEEMOアプリの充電スポット検索画面。充電器の空き状況だけでなく、出力も分かるようになっている。
TEEMOアプリの充電スポット検索画面。充電器の空き状況だけでなく、出力も分かるようになっている。拡大
TEEMOアプリの充電終了画面。充電量に加えて発生した料金も表示される。
TEEMOアプリの充電終了画面。充電量に加えて発生した料金も表示される。拡大

TEEMOのサービス開始は2025年秋のこと。大幅改良型「トヨタbZ4X」の発売に合わせての登場で、車両の進化とともに、カスタマーの充電などに対する不安を解消すべく始まった取り組みだ。

そのbZ4Xの改良モデルは2025年10月に発売されるや前年同月比で20倍以上となる1100台余りのセールスを記録。その後も好調が続いており、2026年3月には過去最高の2820台に到達し、2025年度下半期のBEV販売でナンバーワンに輝いた。2月末にはロングボディー版の「bZ4Xツーリング」が発売されている。

TEEMOでは主にトヨタディーラーに設置された急速充電器(出力150kWが主体)を利用できる。2025年末の時点で約480店舗に設置済みで、2026年度末までに約650店舗への拡大を予定しているという。利用にはスマートフォンアプリによるユーザー登録が必須となっており、会員はTEEMO会員とTEEMO Lite会員の2つに分類される。どちらも月額基本料金は無料だ。

前者のTEEMO会員はbZ4XとbZ4Xツーリング、そして新型「RAV4 PHEV」のユーザーのみが対象。トヨタディーラーの充電器に加えて、より一般的なeモビリティーパワーの充電器も利用できるほか、アプリを介してTEEMO充電器の利用予約もできる。さらにbZ4XとbZ4Xツーリングの購入者は月に2回、一回あたり30分までの制限付きながらTEEMO充電器を1年間無料で利用できる。

一方のTEEMO Lite会員は他社製品も含めたBEV/PHEVユーザーが対象。つまり誰でも加入可能だ。利用できるのはTEEMO充電器のみだが、先に書いたとおり基本料金は無料なので、いざという時のために加入しておいても損はない。ただし、TEEMO充電器の利用料金はTEEMO会員が50kW器:40円/分、100kW器:60円/分、150kW器:80円/分のところ、順に50円/分、75円/分、100円/分とちょっと割高に設定されている。

TEEMO充電器を利用するには充電器本体にあるQRコードをアプリで読み取るだけ。プラグを車両に接続した、車両の電源をオフにしたの2項目にチェックを入れ、充電開始ボタンをタッチすれば即座に充電が始まる。実際の電力量や料金なども確認できるほか、充電器の検索と予約もアプリから可能だ。

都内のディーラーに勤務する販売スタッフによれば、やはりbZ4Xの販売拡大にはTEEMOの力が大きいとのこと。充電が不安という購入検討者への最後の後押しになるほか、マンションをはじめとした集合住宅に住む人との商談も進めやすくなったという。

(webCG)

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