【F1 2026】第9戦イギリスGPでルクレールが久々の勝利、フェラーリ通算250勝目を飾る
2026.07.06 自動車ニュースF1世界選手権第9戦イギリスGP決勝が、2026年7月5日、イギリスのシルバーストーン・サーキット(5.891km)を52周して行われた。
前日のスプリントで優勝、さらに予選では今季5回目のポールポジションを獲得し勢いに乗るメルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリに、真後ろからフェラーリの2台が勝負を挑んだ。
スタートでトップを奪ったシャルル・ルクレールが先頭を走り続け、25周を終えタイヤ交換。これで暫定首位につけたアントネッリは、ルクレールより10周遅くピットに入ると2位からフェラーリを追いかけた。
着々とタイムを詰めてきていたアントネッリだったが、レース終盤にトラブルが発生。左フロントのホイールシールドが壊れたことで順位を落とし、緊急ピットインを余儀なくされた。1点でも多く取るため走り続けたものの、手負いのマシンで度々コースを外れたことでトラックリミット違反を取られ、5秒ペナルティーでポイント圏内から脱落した。
レースは残り5周となったところでマックス・フェルスタッペンのレッドブルがクラッシュし、セーフティーカーが最終周まで先導して終了。ルクレールが2024年アメリカGP以来となる通算9勝目を飾ることとなった。フェラーリにとっては今シーズン2勝目。通算では250勝を達成した。
2位はメルセデスのジョージ・ラッセルだった。上り調子の僚友アントネッリと比べると苦しい戦いを強いられ、予選では4位。レースもスローパンクチャーに見舞われるなどしポディウムが遠かったが、セーフティーカー中にコースにとどまり続けたことで漁夫の利を得た。
3位はフェラーリのルイス・ハミルトンだった。予選3位からスタートで2位にジャンプアップしたものの、シグナルが変わる前に動き出したことでペナルティーを受け、さらにアンダーステアと格闘するなど悪戦苦闘。セーフティーカーでタイヤ交換を行ったことでラッセルに前を取られてしまった。
マクラーレン・メルセデスはマシンアップデートが期待どおりに働かず、ランド・ノリスの4位が最上位。レッドブル・レッドブル・フォードのアイザック・ハジャーは予選と同じ5位でチェッカードフラッグを受けた。
いまや中団勢のトップチームとなったレーシングブルズ・レッドブル・フォードは、リアム・ローソン6位、アービッド・リンドブラッド7位とまたもダブル入賞。アウディのガブリエル・ボルトレートが8位に入り、開幕戦以来となるポイントを獲得した。
入賞圏の最後はアルピーヌ・メルセデスの2台が並び、フランコ・コラピント9位、ピエール・ガスリーは10位でフィニッシュした。
以下、11位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、12位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ・メルセデス)、13位オリバー・ベアマン(ハース・フェラーリ)、14位エステバン・オコン(ハース)、15位セルジオ・ペレス(キャデラック・フェラーリ)、16位アントネッリ(メルセデス)、17位バルテリ・ボッタス(キャデラック)、18位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)、19位ランス・ストロール(アストンマーティン)、20位フェルスタッペン(レッドブル)が完走となった。
なお前日に17周で争われたスプリントの結果は、2番グリッドからアントネッリがスプリント初V。2位ハミルトン、3位ノリス、4位ラッセル、5位ルクレール、6位フェルスタッペン、7位ピアストリ、8位ローソンまでが入賞した。
ドライバーズチャンピオンシップは、1位アントネッリ179点、2位ラッセル154点で、2人の間にあった40点の差は1勝分の25点に縮まった。3位ハミルトン147点、4位にルクレールが上がり108点、5位に落ちたノリスは97点を集めている。
コンストラクターズチャンピオンシップ上位は、1位メルセデス333点、2位フェラーリ255点、3位マクラーレン179点、4位レッドブル128点、5位アルピーヌ60点と続く。
次の第10戦ベルギーGP決勝は、7月19日に行われる。
(文=bg)
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