独アウディ「A3」をフェイスリフト

2010.04.13 自動車ニュース

独アウディ「A3」シリーズをフェイスリフト

独アウディは、2010年4月8日、「A3」シリーズのフェイスリフトを発表した。

■変更は控えめ

2008年半ばのフェイスリフトで、新デザインのテールライトやLEDポジショニングランプ付ヘッドライトなどを採用した「A3」シリーズ。今回のフェイスリフトでは、そのイメージを踏襲しながら、細部をリファインするにとどまっている。
たとえば、シングルフレームグリルとBピラーのペイントがハイグロスブラックに変更されたことに加え、フロントバンパーのエアインレットやミラー、リアディフューザーが新しいデザインとなったが、よほど興味を持つ人以外は新型と気づくのは難しい。室内も、Sトロニックのシフトレバーがボール型に改められ、またスイッチ類にアルミ調リングが施されてはいるが、基本的なデザインはほぼ同じである。

エンジンは、ガソリンが1.2リッターから2リッターの5タイプ、ディーゼルが1.6リッターから2リッターの4タイプで、すべて直噴ターボのTFSI/TDIを採用する。このうち、「1.2 TFSI」「1.4 TFSI」「1.6 TDI」(105ps版)、「2.0 TDI」(140ps版および170ps版)には、アイドリングストップ機能とエネルギー回生機能が搭載された。1.6 TDIを搭載する3ドアのA3なら、3.8リッター/100km(=26.3km/リッター)という極めて低い燃費を実現する。

新しい機能としては、FFモデルのESP(横滑り防止装置)にディファレンシャルロック機能が搭載された。これは、フォルクスワーゲンの「XDS」と同様のシステムで、コーナリング時に内側前輪のグリップが不足した際に、内側前輪に軽くブレーキをかけることでトラクションを向上させるものだ。

現行型A3のデビューは2003年。まもなく8年目に突入するが、モデルライフはまだしばらく続きそうだ。フェイスリフトを受けた最新モデルの投入は2010年夏以降となる。

(文=生方聡)

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