ミシュランの2商品、晴れて「低燃費タイヤ」に
2010.02.09 自動車ニュースミシュランの2商品、晴れて「低燃費タイヤ」に
日本ミシュランタイヤは2010年2月9日、同社の乗用車用タイヤ2商品が、タイヤ業界の新たな自主基準による「低燃費タイヤ」に適合したと発表した。
これは、日本自動車タイヤ協会(JATMA)が業界の自主基準として今年1月から運用している「ラベリング制度」(正式名称:低燃費タイヤ普及促進に関する表示ガイドライン)に基づくもの。
自動車のタイヤ製品を「転がり抵抗係数」と「ウェットグリップ性能」の2点でグレード分けし、一定基準を満たす製品を「低燃費タイヤ」として認定。一般ユーザーの目に見える形で性能を示し、エコロジーなタイヤの普及を図ろうという試みだ。
今回発表会を開催したミシュランでは、高級セダンをメインターゲットとする「Primacy LC(プライマシーLC)」と、コンパクトカーやミニバンに用いられる基幹タイヤ「ENERGY SAVER(エナジーセーバー)」の2商品が、どちらも「転がり抵抗係数=A/ウェットブリップ性能=c」の等級を得て、低燃費タイヤに適合。今年3月1日出荷分から、順次商品のラベルに表示を始めるとのことだ。
同社は、「パイロット スポーツ」や「パイロット プレセダ」など、よりスポーツ走行性を意識した商品もラインナップするものの、今回は、JATMAの方針に従って低燃費ラインからラベリングを実施。来年以降、ほかの商品も対応する見通しだという。
(webCG 関)
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