「三菱i(アイ)」一部改良で燃費向上
2009.11.06 自動車ニュース「三菱i(アイ)」一部改良で燃費向上
三菱自動車は2009年11月5日、軽乗用車「i(アイ)」を一部改良し、11月13日に発売すると発表した。
■カタログ燃費が1.2〜1.9km/リッター向上
最大のトピックは全車の燃費向上で、これにより、NAエンジンのMR車が「エコカー減税」(自動車税と重量税の50%軽減)に適合した。
NAエンジン車は、エンジン本体の改良やオートマチックトランスミッションの制御が見直された。ターボエンジン車についても走行抵抗の低減などにより燃費がアップ。改良前に比べ、1.2〜1.9km/リッター向上した。10・15モード燃費は、NAの「Vivace」はMRが21.0km/リッター、4WDは20.5km/リッター。ターボの「T」はMRが19.8km/リッター、4WDは19.4km/リッターとなった。
このほか、ヘッドライトを自動的に点灯・消灯させるオートライトコントロールや、高い払拭性と風切音の低減を追求したエアロワイパーブレード、アンダートレイ(運転席前)などが装備された。さらに、ソフトな触り心地のニット系シート生地も新たに採り入れられた。
価格は、「Vivace」が121万8000円(MR)/134万4000円(4WD)。「T」は147万円(MR)/159万6000円(4WD)。なお、特別仕様車「リミテッド」(99万8000円と112万4000円)も引き続き販売される。
(webCG 曽宮)