■【コレはゼッタイ!】日産カザーナ「カッコイイ!」はエライ!
今年のジュネーブショーでお披露目された「日産カザーナ」。東京モーターショーで本邦初公開となったコンセプトカーは、ブースの片隅で異彩を放っていた。
ガーン。日産のブースで「QAZANA(カザーナ)」と対面して、軽いショックを受ける。それはなぜかと言いますと、ここ最近はクルマのデザインに注意を払っていなかったことに気付いたから。CO2削減は待ったなしの最優先課題だから、「カッコがすべて」とはなかなか言いにくい。しかしですね、美しい物を見てうっとりしたり、カッコいい形にわくわくしないとツマランではないかと思うわけです。
というわけで、カザーナはちょっと嬉しい“デザイン案件”だ。ほぼこの形で市販予定とのことで、「デュアリス」「ムラーノ」「インフィニティFX45」といった日産SUVブラザースで一番小さいモデルになる。そしてイケメン揃いの兄弟の中でも、末っ子が一番チャレンジングだ。うねうねっとしたレザーの曲面と、パキパキっとしたハイテクな計器類が対比したインテリアも面白い。
ユニクロがジル・サンダーを起用したり、草間彌生がケータイをデザインしたり、身近なモノのデザインがどんどんよくなっているいま、ヤングの審美眼は確実に上がっているはず。ここで自動車デザインが停滞すると「クルマってなんかダサくね?」と言われかねない。正直、「日産カザーナ」のフロントマスクは2年前の東京モーターショーで見た「シトロエンC-CUCTUS」を思わせるし、「フェアレディZ」を意識したリアビューが浮いているようにも感じる。でも、そんなデザイン談義ができるだけ、カザーナはエライと思う。
(文=サトータケシ)
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