“究極のベントレー”、3150万円で日本デビュー
2009.09.17 自動車ニュース“究極のベントレー”、3150万円で日本デビュー
ベントレーモーターズジャパンは2009年9月17日、新型車「ベントレー・コンチネンタル・スーパースポーツ」を日本でデビューさせた。
■最速、最強!
「ベントレー・コンチネンタル・スーパースポーツ」は、今年3月のジュネーブショーで世界初公開された、“究極のベントレー”を豪語するニューモデルだ。
従来のハイパフォーマンスモデル「コンチネンタルGTスピード」をベースに、さらに走りを先鋭化。
6リッターW12型ユニットは、ターボの過給圧とコンピュータマネージメントの変更により、GTスピードを20ps、5.2kgm上まわる630ps、81.6kgmを発生。従来より素早いギアチェンジを可能にするトルコン式6段AT「クイックシフト」を介し、四輪を駆動する。その前後トルク配分が50:50から40:60に改められているのも、スーパースポーツならではだ。
実際のパフォーマンスは、0-100km/h加速=3.9秒、最高速度=329km/h。ベントレー史上最も速く、最もパワフルだという。
ガソリンだけでなく、最高85%まで植物由来のバイオエタノールを混合した「フレックス燃料」でも走行できるというのも、今どきのセリングポイント。目下、日本を含む多くの市場でこの燃料は使えないものの、将来的な普及具合によっては、同社のフレックス燃料仕様車拡大とあわせ、CO2排出量を大きく削減できる可能性があると主張する。
エクステリアは、フロントサイドに穿たれた縦長のエアインテークや、カスタムメイドの20インチスーパースポーツホイールなどが、ほか「コンチネンタルGT」シリーズとの識別点。
一方のインテリアは、リアシートを取り除いた完全な2シーター仕様になっており、フロントシートそのものもカーボン製シートバックを用いたライトウェイトスポーツシートに変更。車体全体で110kgに及ぶという軽量化に貢献している。
価格は3150.0万円。日本国内では年間10台程度の販売が見込まれており、デリバリーは2010年第一四半期から開始されるという。
(webCG 関)
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