2010年モデルとして新型「サーブ9-3X」を発表【ジュネーブショー09】
2009.02.18 自動車ニュース【ジュネーブショー09】2010年モデルとして新型「サーブ9-3X」を発表
米ゼネラルモーターズは、2009年3月3日から開催されるジュネーブショーで「サーブ9-3」シリーズのニューモデル、「9-3X」を発表する。
「9-3X」は、現行型のワゴンモデル「スポーツコンビ」(日本名:スポーツエステート)の地上高をさらに35mm上げてオフロード性能を加味した、クロスオーバー型のSUVモデルだ。
エクステリアは、ラフロード走行でボディを守るべく、前後バンパーからホイールカバーに至るまでぐるりと車体を取り囲むグレーのモールが特徴。一方インテリアは、ドアの内張りやグローブボックス、シフトレバーの周辺にメタリック仕上げが施され、本革製のスポーツシートが奢られる。
今回初めて、210hpと30.6kgmを発生する2リッターターボバイオパワーエンジンと、フルタイム4WDシステム「XWD(クロスホイールドライブ)」が組み合わされたこともトピックのひとつ。そのほか、2リッターのガソリンユニットと4WD、1.9リッターのディーゼルとFFの組み合わせもラインナップする。
機能性にも抜かりはなく、荷室は477〜1331リッターの容量を確保。60:40で分割可倒式の後席にはスキーハッチも備わり、長尺物にも対応するという。
かような「サーブ9-3X」、2010年モデルとして既存のラインナップ(セダン、ワゴン、オープン)への仲間入りが予定されている。
(webCG ワタナベ)