マツダ、軽「AZ-ワゴン」をフルモデルチェンジして発売
2008.10.02 自動車ニュースマツダ、軽「AZ-ワゴン」をフルモデルチェンジして発売
マツダは、スズキからOEM供給される軽自動車「AZ-ワゴン」シリーズをフルモデルチェンジし、2008年9月29日に発売した。
■独自のフロントグリルで差別化
日本一売れている「スズキ・ワゴンR」のOEMモデルである「AZ-ワゴン」が、先に一新されたワゴンRとほぼ同様の内容で生まれ変わった。
主な変更点は、エクステリアデザインと、インテリアの質感アップ、車内の快適性の向上など。
フロントグリルはマツダ独自のもので、中央にバーを配しワゴンRとの差別化をはかった。グレーを基調としたインパネに、インフォメーションディスプレイ付きの自発光スピードメーターが備わる。チャコールグレーのシートを採用しスタイリッシュさを演出する。
装備では、全車に盗難防止のイモビライザーを標準装備。一部グレードにエンジンの始動・停止をするプッシュボタンを採用するなど利便性を高めた。後席の居住性の向上もセリングポイントとする。
標準モデルに加え、エアロパーツやアルミホイールで飾ったスポーティモデルの「AZ-ワゴン カスタムスタイル」も同時に発売された。
同社の8人乗りミニバン「ビアンテ」を思わせる独自のフロントバンパーを与え、中央の大型グリルにはメッシュを採用した。
カスタムは、ブラックのセンターパネルに本革巻ステアリングホイールを採用、上質感のあるインテリアとなる。また、ステアリングシフトスイッチやオートライトシステム、LEDサイドターンランプ付きドアミラー、8スピーカー付きのハイグレードサウンドシステムなどを標準装備する上級モデルも用意され、高級感ある仕様となっている。
2つのモデルそれぞれに、0.66リッター直3NAエンジン(54ps)と、ターボエンジン(64ps)を用意。トランスミッションは、ワゴンのNAが4段ATと5段MT。カスタムのNAは、CVTと4段ATが用意される。ターボはどちらもCVTのみで、カスタムにはパドルシフト付きの7段マニュアルモードが備わる。駆動方式は、全グレードにFFと4WDを揃える。
価格は、「AZ-ワゴン」が92万4000円から148万2600円、「AZ-ワゴン カスタムスタイル」は127万500円から168万7350円となる。月間販売台数は2000台と、1万8000台のワゴンRよりかなり控えめ。
(webCG ワタナベ)
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