トヨタ、3つのニューモデルを投入【パリサロン08】
2008.09.26 自動車ニュース【パリサロン08】トヨタ、3つのニューモデルを投入
トヨタ自動車は、ワールドプレミアとなる3つのニューモデルを用意し、パリサロンに臨む。
■3代目アベンシスがワールドデビュー
パリサロンでは、「アベンシス」のフルモデルチェンジ版が姿を見せる。ヨーロッパでデザインから生産までを行うアベンシスは、今度の新型で3代目。ヨーロッパにしっかり根を下ろした感じだ。新型の改良点としては、内外装のリファインのほか、進化したVSC+の搭載、AFS(アクティブ・フロントライティング・システム)やプリクラッシュ・セーフティ・システムの採用など、安全装備の充実が特徴として挙げられる。セダンとワゴンのふたつのボディタイプを用意するのはこれまで通りだ。
いっぽう、日本でも話題になっているトヨタの新コンパクト「iQ」の市販モデルもパリサロンでお目見えする。3mを切る全長に大人3人と子供1人が乗れるシティカーがヨーロッパで注目を集めるのは確実だ。
さらに、2009年デビュー予定の「アーバンクルーザー」のディーゼルエンジン搭載モデルも披露される。アーバンクルーザーはすでに2008年のジュネーブショーで発表済みのコンパクトSUVで、日本でいう「イスト」のこと。これをRAV4の弟分と位置づけ、ヨーロッパで展開する。今回は1.4リッターディーゼルにより、低燃費を訴える。
いずれのモデルもトヨタの2009年販売に大きな影響を与えそうなだけに、来場者の反応が気になるところだ。
(文=生方聡)
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