「スズキ・エスクード」がパワフルにマイナーチェンジ

2008.06.27 自動車ニュース webCG 編集部
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「スズキ・エスクード」がパワフルにマイナーチェンジ

スズキは、本格派SUV「エスクード」をマイナーチェンジ。新エンジンを搭載するなどし、2008年6月26日に発売した。

1988年デビューの「エスクード」は、今年でデビュー20年。3代目の現行型になってからはちょうど3年目で、マイナーチェンジが実施された。

エクステリアは、フロントのバンパーとグリルを変更し、ワイド感や立体感を追求。インテリアでは、メーターに燃費計や航続可能距離などを表示するマルチインフォメーションディスプレイが備わった。

目玉は、エンジンが大きくなったこと。従来の2.7リッターV6(184ps、25.5kgm)に代えて、新開発の3.2リッターV6エンジン(224ps、29.0kgm)を搭載。出力を一気に40ps上乗せした。直4ユニットも、2リッター(145ps、19.7kgm)から2.4リッター(166ps、22.9kgm)になり、パワーアップを果たした。
リアブレーキがドラムからディスクに変わったのもポイントだ。

「快適なオンロード性能と本格オフロード性能に磨きをかけた」という今回のマイチェンでは、プロペラシャフトのジョイントを工夫したり、ドアトリム下部にシールゴムを追加するなどし、静粛性の向上も図った。

シートヒーターやフルオートエアコンといった快適装備や、セキュリティアラーム&イモビライザーの防犯装備は全車標準。クルーズコントロールシステムも、ベーシックグレード「2.4XE」を除き全車に備わった。

価格は、直4モデルが先代からほぼ据え置きの、194万2500円(2.4XE/5MT)から219万4500円(2.4XG/4AT)まで。
V6モデル(3.2XS/5AT)は、先の2.7リッターモデルより10万5000円アップして、262万5000円となっている。

(webCG 関)

「スズキ・エスクード 2.4XG」
「スズキ・エスクード 2.4XG」
新開発の3.2リッターV6エンジン。
新開発の3.2リッターV6エンジン。

「スズキ・エスクード」がパワフルにマイナーチェンジの画像

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