■【コレはゼッタイ!】「ダイハツOFC-1」:軽とは思えない存在感
【車両概要】
「OFC-1」(オープン・フューチャー・コンセプト・ワン)は、ダイハツが掲げる、軽規格の次世代オープン・コンセプト。グラスルーフには、透過度を変えられる液晶サンシェイドを内蔵する。
【出展車紹介】「ダイハツOFC-1」次期型コペンはグラスルーフ採用か?
■コペンと違う魅力
すでに今年のフランクフルトモーターショーでワールドプレミアとなったコンセプトカー「OFC-1」。同じ軽のオープンモデルである「コペン」とはまるで違う雰囲気に仕上がっているが、それもそのはず、OFC-1はコペンの後継モデルではなく、コペンとは別の層を狙ったオープンカーなのだそうだ。
コペンほど丸っこくないせいか、軽とは思えないボリューム感や存在感がある。顔つきやサイドのシルエットなどはコペンより万人受けするデザインになったが、個人的にはこちらのほうが好み。
3分割型のリトラクタブル・グラスルーフはその形が自然で、しかもコンパクトに収納できるためにトランクスペースも拡大したという。ショーカーの完成度も高く、気軽で実用的なオープンカーが欲しいひとには見逃せない存在だと思う。
(文=生方聡)
■凛々しいコペン
個人的に憎からず思っている国産車の一つが「ダイハツ・コペン」。ヨーロッパでも結構人気があって、老若男女さまざまな人に愛されている。ウィーンのバロック建築の前に停められているコペンを見たときには、荘厳と軽快というその対比の鮮やかさに感激して「これぞ世界に誇れる日本車」と思ったものだ。
「OFC-1」はすでにフランクフルトショーで発表された次世代コンパクトオープンの習作。ちょっとデザイン表現が強くなったので、これまでのコペンファンからは多少の反発もあるという。でも私個人はいわゆる「可愛いデザイン」が大嫌いなので、このくらいきちんと機械的な表現をしているほうが好ましく思える。あくまでも現実的なコンセプトカーとしてお勧めの1台。
(文=大川悠)
-
NEW
トヨタ・カローラ クロスGRスポーツ(4WD/CVT)【試乗記】
2025.10.21試乗記「トヨタ・カローラ クロス」のマイナーチェンジに合わせて追加設定された、初のスポーティーグレード「GRスポーツ」に試乗。排気量をアップしたハイブリッドパワートレインや強化されたボディー、そして専用セッティングのリアサスが織りなす走りの印象を報告する。 -
NEW
SUVやミニバンに備わるリアワイパーがセダンに少ないのはなぜ?
2025.10.21あの多田哲哉のクルマQ&ASUVやミニバンではリアウィンドウにワイパーが装着されているのが一般的なのに、セダンでの装着例は非常に少ない。その理由は? トヨタでさまざまな車両を開発してきた多田哲哉さんに聞いた。 -
2025-2026 Winter webCGタイヤセレクション
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>2025-2026 Winterシーズンに注目のタイヤをwebCGが独自にリポート。一年を通して履き替えいらずのオールシーズンタイヤか、それともスノー/アイス性能に磨きをかけ、より進化したスタッドレスタイヤか。最新ラインナップを詳しく紹介する。 -
進化したオールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2」の走りを体感
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>欧州・北米に続き、ネクセンの最新オールシーズンタイヤ「N-BLUE 4Season 2(エヌブルー4シーズン2)」が日本にも上陸。進化したその性能は、いかなるものなのか。「ルノー・カングー」に装着したオーナーのロングドライブに同行し、リアルな評価を聞いた。 -
ウインターライフが変わる・広がる ダンロップ「シンクロウェザー」の真価
2025.10.202025-2026 Winter webCGタイヤセレクション<AD>あらゆる路面にシンクロし、四季を通して高い性能を発揮する、ダンロップのオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」。そのウインター性能はどれほどのものか? 横浜、河口湖、八ヶ岳の3拠点生活を送る自動車ヘビーユーザーが、冬の八ヶ岳でその真価に触れた。 -
第321回:私の名前を覚えていますか
2025.10.20カーマニア人間国宝への道清水草一の話題の連載。24年ぶりに復活したホンダの新型「プレリュード」がリバイバルヒットを飛ばすなか、その陰でひっそりと消えていく2ドアクーペがある。今回はスペシャリティークーペについて、カーマニア的に考察した。