第35回:「アルファ8Cコンペティツィオーネ」です(2)
2007.04.06 エディターから一言浅はかにも
意外とアッサリ、「アルファ8Cコンペティツィオーネ」、ポツネンと壇上に残されていたりして……。
「いつも思うんだけどさ」と某ベテランカメラマン。「ゆっくりお茶して、あとから撮影したほうがずっと楽なんだよなァ」。
一方で、「撮れるときに撮っておかないと」という教訓が、骨身にしみてもいるわけです。
さて、「8Cコンペティツィオーネ」。
マセラティの工場でマセラティのコンポーネンツ(部品類)を使ってつくられる、と聞いて、
「ははーん。マセラティの新しい『グラントゥーリズモ』のシャシーに、アルファのボディを載っけるのね」と賢しらに考えたもんです。グラントゥーリズモの狭いリアシートを放り出して、そのぶん前輪-後輪の間隔をつめて、よりスポーティな性格にして、と。
大親分フィアットの戦略として、傘下のブランドのグループ分けを、「フェラーリ+マセラティ」から「マセラティ+アルファ・ロメオ」にするという話を耳にしていたので、“両者のプラットフォーム共有化の一環”というか、「アルファ8Cは企業戦略のアドバルーンに違いない!」と考えたわけですな。浅はかにも。
ところが……(つづく)
(webCGアオキ)

青木 禎之
15年ほど勤めた出版社でリストラに遭い、2010年から強制的にフリーランスに。自ら企画し編集もこなすフォトグラファーとして、女性誌『GOLD』、モノ雑誌『Best Gear』、カメラ誌『デジキャパ!』などに寄稿していましたが、いずれも休刊。諸行無常の響きあり。主に「女性とクルマ」をテーマにした写真を手がけています。『webCG』ではライターとして、山野哲也さんの記事の取りまとめをさせていただいております。感謝。
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