ブリヂストン、SUPER GTの王座奪還に意欲
2013.03.21 自動車ニュースブリヂストン、SUPER GTの王座奪還に意欲
ブリヂストンは2013年3月21日、都内で記者会見を開き、2013年シーズンの「モータースポーツサポート計画」を発表した。
■「今年は気合が入ります」
タイヤメーカー大手のブリヂストンは、2013年シーズンも、国内外のさまざまなレースに競技用タイヤを供給する。
中でも、四輪の国内最高峰レースであるSUPER GTは、昨年、一昨年と2年連続で年間タイトルを逃しており、2013年は何としても王座を奪還したいところ。
「昨年は実にふがいない成績でした」と神妙な面持ちであいさつを始めた同社のモータースポーツ推進部長 二見恭太氏も、「今年は、日ごろタイヤの基礎研究にたずさわっているエンジニアを、モータースポーツの開発チームに関与させるなど、開発の体制を一新して取り組んでいます。必ずや“勝利するマシンの足元にブリヂストンがある”という形にしたい」と、いまから鼻息が荒い。
会場では、LEXUS TEAM SARDからそのSUPER GTのGT500クラスに参戦する、レーシングドライバー 脇阪寿一の姿も見られた。
昨シーズンはミシュランタイヤを履いて戦った脇阪だが、「今年のブリヂストンは、現場の開発陣の目つきからして違う。(勝利に向かって大きく後押ししてもらえそうな)いいタイミングで関わることができますね」と笑顔。「岡山でのシーズン前テストでも、すぐに順応できました。(本番での走りを)楽しみにしてます」と前向きなコメントを残した。
2013年のSUPER GTでは、GT500クラスにエントリーする15台中9台、GT300クラスの26台中2台がブリヂストンユーザーとなる。
そのほか国内レースでは、全日本選手権スーパーフォーミュラシリーズが同ブランドのワンメイクで開催され、全日本カート選手権、全日本ジムカーナ選手権の一部マシンにも、ブリヂストンタイヤが使用される。
また海外においては、アメリカ最高峰のインディカーシリーズに同社のファイアストンタイヤが単独供給されることになっている。
(webCG 関)
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