レトロモビル特別展「ルノー ターボの時代」出展車

2017.02.13 画像・写真 大矢 アキオ
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1977年、ルノーはターボチャージャー付きエンジンを搭載したマシンで、F1レースにデビューした。それは、“ターボF1”時代の幕開けになるとともに、ラリーの競技車両や市販車にもターボブームをもたらすきっかけとなった。

それから40年。2017年2月8日にパリで開幕したヒストリックカーショー「レトロモビル」において、ルノーのターボ付き市販車を回顧する特別展「Renault, les années Turbo(ルノー ターボの時代)」が開催された。

ブースでは、そうした懐かしの名車に交じって、1970~1980年代にさまざまなラリーで活躍したマロー兄弟のひとり、クロード・マロー氏の姿も見られた。筆者が声をかけると「私が『ルノー20ターボ』を駆ってダカールラリーで優勝したのは1982年。あの頃はガソリンターボの黄金期だった。人々の関心がディーゼルに向かう前の、まさにパワー全盛の時代だった」などと当時を振り返った。

(文=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>/写真=大矢アキオ<Akio Lorenzo OYA>、大矢麻里<Mari OYA>)