「ジープ・ラングラー」の最強バージョンが上陸
2019.04.08 自動車ニュース![]() |
FCAジャパンは2019年4月4日、「ジープ・ラングラー」のラインナップに、オフロード走破性を高めた最上級モデル「ラングラー アンリミテッド ルビコン」を追加設定し、同年5月18日に発売すると発表した。
ラングラー アンリミテッド ルビコンは、“最強のオフロード性能”をうたう本格クロスカントリーモデル。その車名は、ジープの車両開発に使われる米国カリフォルニア州の険しい山岳路「ルビコン トレイル」に由来する。
最大の特徴は、「ロックトラックフルタイム4×4システム」と名付けられた独自の4WDシステム。専用の変速比を持つ副変速機と相まって、岩場や凹凸のある傾斜路など“地を踏みしめるように進む”走行環境で威力を発揮するという。パワーユニットは2ドアの「ラングラー スポーツ」と同じ3.6リッターV6エンジンで、最高出力284ps、最大トルク347Nmを発生する。
またアンリミテッド ルビコンは、必要に応じて任意で後輪のみ、または前後輪両方のディファレンシャルを直結状態にできる「前後輪ディファレンシャルロック」を装備。さらに、フロントのスタビライザーを任意に解除することで、悪路においてフロントアクスルをより柔軟にストロークさせることができる「電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム」も備わる。
内外装については、過酷なトレイルで一定の性能試験をパスしたモデルであることを示す「Trail Rated」バッジのほか、以下の装備が与えられる。
【エクステリア】
- 専用の17インチアルミホイール
- ボディー保護用のロックレール
- ダークグレーのアクセント入りフロントグリル
- ブラック仕様のハードトップおよびフェンダーフレア
- フロントフェンダーのRubiconデカール
【インテリア】
- 専用レザーシート
- レッドカラーのインストゥルメントパネル(ボディー色がパンプキンメタリックの場合はシルバーカラー)
- サブバックなどが取り付け可能なフロントシートバックアタッチメント
価格は588万6000円。
(webCG)