「アウディA8」のフェイスリフトモデル登場 ライトグラフィックを刷新
2021.11.04 自動車ニュース![]() |
独アウディは2021年11月2日(現地時間)、フラッグシップサルーン「A8」のフェイスリフトモデルを発表した。
今回の改良ではフロントおよびリアのデザインをリファイン。新しいライトグラフィックを採用するなどしている。
フロントには片側あたり約130万個のマイクロミラーを備えた「デジタルマトリクスLEDヘッドライト」を新たに採用。光をミラーで分散させることによって、より高精度に配光を制御できるようになった。幅が広くなったシングルフレームグリルと合わせて、存在感と躍動感の向上を図っている。リアには「デジタルOLEDライト」を装備。ライトシグネチャーは注文時に2種類(「S8」は3種類)から選べるほか、「ダイナミック」モード選択時には専用グラフィックに変化する。
オプションのクロームエクステリアパッケージに加えて、A8では初となる「Sラインエクステリアパッケージ」も設定。サイドエアインテークにブレードが追加され、S8とよく似たダイナミックなスタイルを実現している。
インテリアには常時接続のアウディコネクト機能を備えた「MMIナビゲーションプラス」を標準装備。リアシート専用のディスプレイも新たに用意されている。
このほか中国市場専用モデルとしてボディー全長5.45m(「A8 L」よりも13cm長い)を誇る「A8 L Horch(ホルヒ)」を新たに設定。エクステリアには随所にクロームメッキを施したほか、Cピラーには「Horch」エンブレムをあしらい、専用の「Hクラウン」ホイールを装備。インテリアにはダイヤモンドキルトパターンやディープパイルフロアマット、リラクゼーションシートなどを採用し、エクスクルーシブなキャラクターを強調している。
ボディーカラーは「ミトスブラック/フローレットシルバー」「フローレットシルバー/ミトスブラック」「ファーマメントブルー/ウルトラブルー」の全3タイプを用意する。
(webCG)