吉田由美のサーキットイベント“タイ験”
2011.02.28 画像・写真WTCC(世界ツーリングカー選手権)に参戦するGMが、タイでサーキットイベントを開催……となれば、ジッとしてはいられない!? タイ好きのカーライフエッセイスト吉田由美が、レーシングカーからインド象まで(?)さまざまな乗り物を試してきました。
(文=吉田由美/写真=吉田由美、ゼネラルモーターズ)

タイ名物「痛バス」。タイのバスのほとんどは、原色使いのこういった派手なペイントが施されています。これに見慣れると、普通のバスが地味に見えて……(笑)。
-
タイ名物「痛バス」。タイのバスのほとんどは、原色使いのこういった派手なペイントが施されています。これに見慣れると、普通のバスが地味に見えて……(笑)。
-
「ビラサーキット」はGMのラヨーン工場からほど近い場所にあります。サーキット名の「ビラ」は、アジア人初のF1ドライバーとして知られるタイの王子、プリンス・ビラに由来します。道路側にカート場もあり、雰囲気は筑波サーキットっぽい感じ。
-
イベントの舞台となった「ビラサーキット」は、タイの首都バンコクからクルマで約2時間。到着すると、“サーキットの華”レースクイーンたちがお出迎え。タイの美女たちを前に、男性陣の鼻の下は、思いっきり伸びまくりです(笑)。
-
シボレー・クルーズを駆り2010年のWTCCチャンピオンに輝いたイヴァン・ミュラー選手。生まれはフランスで、10歳のころにカートをはじめて以来、数々のレースで活躍している41歳のベテランドライバー。素敵です!!
-
イヴァン選手のインタビュー風景。彼はこれまでセアト、BMWでもWTCCの参戦経験がありますが、「どのクルマも一長一短ですね」とのこと。ただ、「その中でも一番いいのはシボレー・クルーズ」だそう。調子良さそうなので、今年は2連覇が期待できそう。
-
タイの広報を務めるジョイさん。「ミス・タイランド」と呼ばれていて、女性ながらバリバリ仕事をこなす、かっこいいキャリアウーマン。今回のイベントではすっかりお世話になりました!
-
イベントの司会は、タイで有名なヒップホップグループ「DRAGON5」のアンディ・ケムピムック氏。なるほど〜、道理でテンポがいいというか、リズミカルというか……。ただ、ずっとサングラスをかけていたのでお顔がわかりません(笑)。「タイのピストン西沢さん」みたいな感じかな?
-
珍しい吉田由美のレーシングスーツ姿。でも見るからに遅そうな感じが(笑)。
-
こちらはタイで生産、販売されている新型「シボレー・クルーズ」(のレーシングカー)。現地でも2010年暮れに発売されたばかりです。日本にはまだなじみがありませんが、今後は導入される予定もあるとか。1.6リッター、1.8リッター、2リッターのガソリンエンジンに加え、2リッターのディーゼルモデルもあります。
-
WTCCチャンピオンドライバー、イヴァン氏の助手席試乗。とても安定していて、クルマの挙動がまったく乱れない……でも、スピードメーターは200km/hオーバー! 狭いサーキットなのに、さすがです。
-
「ホットラップ」という、ホームストレートにパイロンでスラロームのコースを作り、タイムを競うゲームに参加。なんと私は3位入賞! スラロームとか、一本調子の走りって得意なんです。
-
今回、1位は自動車ジャーナリストの大先輩、中村孝仁さん。日本人は2名しか参加していないのに、かなりの好成績です! なにせ、なかには現役レーシングドライバーも数名いたそうなので。
-
こちらが3位入賞の証。ガラスのカップと、首にかける……レイ? この首飾り、正式名称は何て言うんでしょ??
-
写真立ての中の写真は、イヴァン選手との同乗体験の際に撮影したツーショット。写真立てが、意外に重い……。
-
今回試乗したのは、「シボレー・クルーズ」のレーシングカーとディーゼルターボの市販型。そしてもうひとつ、“象”です!! タイでは象が神聖なものとして扱われているそうで、乗れるのはすべてメスでした。
-
バンコクにも足を伸ばして、去年行けなかった「ワット・プラケーオ」にも行ってみました! 本堂には翡翠(ひすい)でできた「エメラルド仏」が祭られていますが、写真不可だったので外でパチリ!
-
タイ滞在中に誕生日。ツアーの皆さんがお祝いしてくれました。お部屋にはこのような特注のケーキが届けられ……うれしいサプライズでした!!
-
日をあらため、ラヨーンにあるGMのタイ工場へ。今回私たちは、マレーシアやインドネシアのプレスの方々と同じグループなので一緒に行動します。工場入り口でも「シボレー・クルーズ」がお出迎え!
-
タイの自動車工場でももちろん機械は使われていますが、実際、製造ラインには多くのひとが見られます。やはり人件費を抑えられるタイならではの光景です。男性に交じって、女性の姿も。
-
タイといえば「タイ式マッサージ」。日本でもタイ古式マッサージ店に通っていますが、やはり本場で行かねばっ! ちょうど1時間空き時間ができたので、ホテル内の「アンブラーヤ・スパ」にてマッサージを体験。お値段は少々高め(2354バーツ=約6300円)ですが、気持ちイイ〜〜っ。