ベントレーが新たなるグランドツアラー「バトゥール」の登場を予告
2022.08.19 自動車ニュース英ベントレーモーターズは2022年8月15日(現地時間)、同年8月21日の4時(日本時間:12時)に米カリフォルニア州モントレーにおいて、新たなグランドツアラー「マリナー バトゥール」を発表すると予告した。
ベントレー・マリナー バトゥールは同社のビスポーク部門であるマリナーが手がけるクーペ。「2020年に発表した12台の限定生産オープンモデル『バカラル』の後継車という以上の存在で、すべての表面と部品の色と仕上げはハンドクラフトによって無限にカスタマイズできます。素材の選択肢には、持続可能な天然繊維複合材料、低CO2レザー、さらには3Dプリントされた18Kゴールドも含まれます」とアピールされている。
現在公開されている画像は、ボディーサイドのシルエットのみ。デザインディレクターであるアンドレアス・ミント氏の指揮の下で描かれたデザインについてベントレーは、「過去の名作を再解釈し、コントラストを強調したすっきりとした新しいフォルムで仕上げられ、ベントレーのまったく新しいデザイン言語を提案しています。この新しいベントレーのデザインDNAは、2025年に発売されるベントレー初の電気自動車を示唆するものです」とコメントしている。
パワーユニットについては「ベントレーの象徴であるW12エンジンは、かつてないほどのパワーとトルクを生み出す改良を施しています。W12エンジンはたそがれの時を迎えようとしていますが、バトゥールをベントレーの究極的なグランドツアラーにするまで、役目は続きます。そのW12のパワーは、ベントレー史上最も先進的なシャシーシステムによって、圧倒的な直線性能に見合った優れたダイナミズムをもたらします」と、同モデルのパフォーマンスに自信をのぞかせている。
バトゥールという車名は先のバカラル(メキシコ・バカラル湖)と同様に美しい自然の水辺にちなんだもので、インドネシア・バリ島のキンタマーニにある水深88m、面積16平方kmのクレーター湖から命名されたという。
(webCG)
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