BMW i7 xDrive60エクセレンス(後編)
2023.07.30 思考するドライバー 山野哲也の“目” 前後にモーターを積む「BMW i7 xDrive60エクセレンス」はシステム出力544PSという怪力の持ち主でありながら、一方で車両重量は2690kgにも達するヘビー級でもある。レーシングドライバー山野哲也は、その動力性能をいかにジャッジするのだろうか。旧車でも最新モデルでも変わらぬキャラクター
今回、レーシングドライバーの山野哲也がテストしているのはBMW i7 xDrive60エクセレンス。昨2022年に登場した電気自動車(BEV)である。容量105.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、650kmの航続距離をうたう(WLTCモード)。xDrive60はi7の中堅グレードで、前後にモーターを配した4輪駆動を採る。価格は1748万円。
山野:BMW i7は、全長5mを超える(5390mm)大型車で、2.5t以上(2690kg)もの車重がありながら、それでもBMWに共通するハンドリングの持ち主です。
webCG:端的に言うと、「アクセルオンで向きを変えられる」キャラクターですね。
山野:おもしろいのは、現行モデルに限らず、新旧を問わずBMWのクルマにはそれが感じられることです。
webCG:世代間で個性が継承されている。
山野:一般的なメーカーだと、テストドライバーや開発陣が替わると“走り”に違いが出るのですが、BMWにはそれがない。クルマづくりの根本に「ブレない思想」があるんじゃないでしょうか。
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