ピレリから新オールシーズンタイヤ「スコーピオンMS」登場

2023.08.23 自動車ニュース webCG 編集部
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ピレリ・スコーピオンMS
ピレリ・スコーピオンMS拡大

ピレリは2023年8月2日、最新世代のSUV用製品として開発したオールシーズンタイヤ「スコーピオンMS」を発表した。

 
ピレリから新オールシーズンタイヤ「スコーピオンMS」登場の画像拡大
 
ピレリから新オールシーズンタイヤ「スコーピオンMS」登場の画像拡大
「マセラティ・グレカーレ フォルゴーレ」に装着された「スコーピオンMS」。
「マセラティ・グレカーレ フォルゴーレ」に装着された「スコーピオンMS」。拡大

ピレリのスコーピオンMSは、従来の「スコーピオン ヴェルデ オールシーズン」および「スコーピオン ゼロ オールシーズン」の後継となる新タイヤ。軽いオフロード走行や雪道での走行も想定されている。

開発に際しては、特にアジア市場で要求される快適性と、アメリカ市場で好まれるロングライフ性に配慮。転がり抵抗を低減させつつ、グリップ性能とウエット路面およびドライ路面でのブレーキング性能は従来モデルより向上させ、サイプも雪上性能を最適化するよう設計したとアピールされる。また、スコーピオン ヴェルデ オールシーズンに対して走行時の騒音を25%低減させるなど、静粛性と快適性における進化もセリングポイントのひとつとなっている。

スコーピオンMSについては、マセラティの100%電動SUV「グレカーレ フォルゴーレ」をはじめとするOE共同開発プロジェクトも多く、パンク防止システムのシールインサイド、タイヤの空気圧がゼロになっても走行を続けられるランフラット、走行中のキャビンノイズを低減する「PNCS(ピレリ ノイズキャンセリングシステム)」などを採用したバージョンも用意されるという。

スコーピオンMSのアフターマーケット製品は、アジアパシフィック地域においては2024年から順次導入される予定だ。

(webCG)

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