【F1 2025】第3戦日本GPでフェルスタッペン今季初優勝、角田はレッドブル初戦で12位

2025.04.06 自動車ニュース bg
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F1世界選手権第3戦日本GP決勝が、2025年4月6日、三重県の鈴鹿サーキット(5.807km)を53周して行われた。

4冠王者の背後にひたひたと迫るパパイヤオレンジの2人の挑戦者。レース終盤には3台による接近戦となったが、先頭を走るカーナンバー1のマシンが横綱相撲で勝ち切った。

レッドブル・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンが今季初、通算64勝目を飾った。前日の予選では、誰もが驚くスーパーラップでコースレコードを更新し、今シーズン初のポールポジションを獲得。レースでもスタートからフィニッシュまで安定した走りを披露し、日本GPでは4年連続となるポール・トゥ・ウィンを達成した。

2位はランド・ノリス、3位オスカー・ピアストリと、マクラーレン・メルセデスの2台が表彰台に並んだ。全プラクティスと予選Q1、Q2でトップタイムと、この週末の最速マシンだったものの、Q3でノリスが0.012秒という僅差でポールを奪われ、レースではフェルスタッペンを攻略することができなかった。

フェラーリのシャルル・ルクレールが4位でゴール。メルセデスはジョージ・ラッセル5位、新人アンドレア・キミ・アントネッリは6位となり、トップ6は予選と同じ順位だった。フェラーリのルイス・ハミルトンは、グリッドから1つポジションアップの7位となるも、前を走るメルセデスのルーキーには突き放されてしまった。

レーシングブルズ・ホンダRBPTのルーキー、アイザック・ハジャーが予選7位から8位でフィニッシュし初入賞。ウィリアムズ・メルセデスのアレクサンダー・アルボン9位。ハース・フェラーリのオリバー・ベアマンが初の予選Q3進出から10位に入り得点した。

なおこのレースからレッドブルに昇格した角田裕毅は、予選でつまずいたことが響き14番グリッドから12位完走。ポイント獲得とはならなかったが、十分なテストもなくぶっつけ本番で迎えた週末、大きなミスなく終えたことは及第点ともいうべきだろう。

11位フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・メルセデス)、12位角田、13位ピエール・ガスリー(アルピーヌ・ルノー)、14位カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)、15位ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)、16位ニコ・ヒュルケンベルグ(キック・ザウバー・フェラーリ)、17位リアム・ローソン(レーシングブルズ)、18位エステバン・オコン(ハース)、19位ガブリエル・ボルトレート(キック・ザウバー)、20位ランス・ストロール(アストンマーティン)と全車が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップは、1位ノリス62点、2位フェルスタッペン61点と、両者の差はわずか1点に縮まった。3位ピアストリ49点、4位ラッセル45点、5位アントネッリ30点といった上位の顔ぶれとなる。

コンストラクターズチャンピオンシップは、1位マクラーレン111点、2位メルセデス75点、3位レッドブル61点、4位フェラーリ35点、5位ウィリアムズ19点と続く。

今季最初のトリプルヘッダーの2戦目は、中東に舞台を移してのバーレーンGP。決勝は4月13日に行われる。

(文=bg)

F1第3戦日本GPのスタート。ポールシッターのマックス・フェルスタッペン(写真先頭)のレッドブルがレースをコントロールし、2台のマクラーレンを抑えて今季初優勝。日本GPで4年連続となるポール・トゥ・ウィンを達成した。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)
F1第3戦日本GPのスタート。ポールシッターのマックス・フェルスタッペン(写真先頭)のレッドブルがレースをコントロールし、2台のマクラーレンを抑えて今季初優勝。日本GPで4年連続となるポール・トゥ・ウィンを達成した。(Photo=Getty Images / Red Bull Content Pool)拡大

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