トヨタGRカローラRZ(前編)

2025.08.10 ミスター・スバル 辰己英治の目利き 辰己 英治工藤 貴宏 モータースポーツのノウハウをフィードバックし、専用の工場で生産される「トヨタGRカローラ」。あらゆる点で特殊・特別なこのマシンを、スバル/STIで長きにわたり4WDスポーツを鍛えてきた辰己英治氏は、どう見るか? 試乗しての印象を語ってもらった。
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やんちゃなルックスに高まる期待感

トヨタGRカローラは、いうなれば「カローラ スポーツ」のエボモデルである。カローラの5ドアハッチバックボディーをベースに車体を強化し、「GRヤリス」用に開発したパワートレインをドッキング。エンジンは最高出力304PSを発生する排気量1.6リッターの3気筒ターボで、駆動方式は「GR-FOUR」と呼ぶ電子制御多板クラッチ式の4WDだ。

そんなGRカローラは2025年2月、走りをブラッシュアップした改良型へと進化。4WDの制御変更やサスペンションの煮詰めなどに加え、部材を締結するボルトを強化するなど、マニアックな変更も話題になっているのだが……。

――まずは、見た目の印象からうかがいましょうか?

辰己:やんちゃな雰囲気がしますね。

――バンパーとかフェンダーは見るからにやる気がみなぎっていますね。

辰己:同じCセグメントハッチバックで性能を突き詰めた「フォルクスワーゲン・ゴルフR」なんかに対しても、やんちゃな感じ。走りも楽しみですね。

 
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