BEV版「ポルシェ・マカン」に高性能グレード「GTS」登場
2025.10.23 自動車ニュース![]() |
ポルシェジャパンは2025年10月22日、電気自動車(BEV)「マカン」の高性能グレード「GTS」の国内導入を発表し、予約注文受け付けを開始した。
BEV版マカンの5番目のモデルとして導入されたGTSは、前後のモーターから通常時で516PS、ローンチコントロール使用時には571PSもの最高出力を発生。0-100km/h加速のタイムは3.8秒、最高速は250km/h(リミッター作動)と公表されている。
足まわりにはスタンダードなマカンよりも車高を10mm低く設定したスポーツエアサスペンションを装備。ダンパーとアンチロールバーには専用セッティングが施されるほか、リアには電子制御式デフロックを搭載。オプションのリアアクスルステアリングでさらに俊敏性を高められる。
ポルシェは2026年初頭からマカン全車に新たなスポーツデザインパッケージを提供するとしており、マカンGTSはこのパッケージを採用した最初のモデルとなる。インサートやサイドブレード、ホイールアーチトリム、アダプティブリアスポイラーリップなどがブラックで仕上げられる。リアにはブラックのトリムと存在感が強調されたディフューザーパネルを装備。テールライトにはヘッドライトと合わせたカラーリングを採用している。
インテリアにはブラックのスムースレザーエレメントを備えたRace-Texトリムを採用。オプションの「GTSインテリアパッケージ」ではボディーカラーに合わせたカラーコーディネートが可能になった。
GTSの追加に合わせてマカンのボディーカラーには「クレヨン」「カーマインレッド」「ルガーノブルー」を新規設定している。
BEV版マカンGTSの価格は1396万円。
(webCG)