国内レースの勝者を称える「2009年JAFモータースポーツ表彰式」開催
2009.11.27 自動車ニュース国内レースの勝者を称える「2009年JAFモータースポーツ表彰式」開催
2009年11月27日、国内の各種モータースポーツの勝者を称えるJAF(日本自動車連盟)主催の表彰式が開催された。
会場となった都内のホテルには、JAF関係者やレース関係者らが多数集結。全日本カート選手権をはじめ、全日本ジムカーナ選手権、全日本ダートトライアル選手権、全日本ラリー選手権などの上位入賞者が、次々と登壇しては表彰を受けた。
全日本F3選手権チャンピオンのマーカス・エリクソン選手は、残念ながら欠席。コメントを寄せるにとどまったが、「F1チームからテストドライブの参加要請を受けたため」と欠席の理由が紹介されると、会場の空気は明るくなった。
つづく国内最高峰のフォーミュラ・ニッポンでは、ドライバー部門でロイック・デュバル選手が、チーム部門ではNAKAJIMA RACINGがそれぞれ表彰され、記念のトロフィーや盾が授与された。
人気のツーリングカーレースSUPER GT選手権は、GT300クラスを制したRACING PROJECT BANDOHと、そのドライバーである織戸学、片岡龍也の両選手が登壇。織戸選手によると、「ふりかえれば、初戦岡山での勝利が決め手だった」とのこと。「シーズン途中からは作戦に負うところも多くなったが、やっぱり優勝できたのはファンの応援のおかげです」とのコメントも聞かれた。
GT500クラスを制したLEXUS TEAM PETRONAS TOM'Sの脇阪寿一、アンドレ・ロッテラー選手の両名も姿を見せ、表彰を受けた。脇阪選手もまた、「開幕でリタイアし、中盤も辛かったが、逆転できたのはスタッフのおかげでしょう」と、笑顔。
さらに、「注目が集まった脇阪にもっと業界をアピールさせるよう、モータースポーツの神様が勝たせてくれたのかも!?」と周囲の笑いも誘いつつ、「SUPER GTは孫子の代まで生かせる貴重なカテゴリーだと思うし、自分は力の限り盛り立てていきたい」と語ったのが印象的だった。
(webCG 関)
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