■【会場リポート】三菱の電気自動車は開発順調で、2009年発売も
不祥事で騒がれた直後の、前回2005年東京モーターショーでは謝罪ムードたっぷりだった三菱も、この2年間で世界に7車種のリリースをするなど、活気が満ちてきた。
■一歩抜け出すチャンス
プレスブリーフィングで三菱自動車工業の益子社長は「現在のクルマ社会は、自動車メーカー主導の大量生産大量消費に支えられて成長した量の時代から、環境対応への意識変化やライフスタイルの多様化など、お客様が主導する質の時代へ進化しつつある」とコメント。「環境問題とともに、お客様にとって夢のある、その夢を実現することを重要な課題としてクルマづくりに取り組み、お客様に選ばれる三菱車を生み出していこうという考えだ。
そのクルマづくりの柱となるキーワードが「走る歓び」「確かな安心」「環境への貢献」であり、3台のコンセプトカーはそれを具現したものだという。
時代の趨勢にあわせ、とりわけ環境問題への対応には力を入れている。
三菱の十八番ともいえるSUVのコンパクトサイズである「コンセプトcX」、そしてディアマンテクラスのプレミアムセダンである「コンセプトZT」、ともにクリーンディーゼルエンジンを採用したこともその現れだ。
卓越した環境性能を持つ電気自動車に「走る歓び」を加えた「i MiEV SPORT」は、3台の中でも最注目。
「私も都内の移動はi MiEVを利用しています」(益子社長)と、ベース車の「i MiEV」の開発も順調と伝えられ、市場投入は当初予定であった2010年から前倒しできるという。バッテリーやモーターなどもさらなる進化を見せ、欧州や海外展開も視野に入れて開発されるベース車を見ると、「i MiEV SPORT」のリアリティも肌に感じられてくる。
エコ+スポーツのコンセプトは各社から打ち出されているが、RRという特異なシャシーを武器に、三菱はここで一歩抜け出すチャンスがありそうだ。
(webCG 本諏訪)
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