
高性能と低価格を武器に67年3月に発売し爆発的にヒット、スバル360に代わってベストセラーの座につきその後に登場する軽のベンチマークとなった「ホンダN360」。
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高性能と低価格を武器に67年3月に発売し爆発的にヒット、スバル360に代わってベストセラーの座につきその後に登場する軽のベンチマークとなった「ホンダN360」。
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ホンダN360とともに軽の高性能化に火をつけた「スズキ・フロンテ360」。これは68年11月に追加されたスポーツモデルの「SS」だ。440kgの軽量ボディに36psまでハイチューンされた空冷2ストローク3気筒エンジンを積んだ、当時もっともトガっていたモデルである。
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続々登場する新世代のライバルたちを相手に、苦戦を強いられていたキャロル。単純にカタログデータで性能を比較すれば、たとえば馬力当たり重量(2ドアスタンダード比)ではN360の15.3kg、フロンテ360の16.8kgに対して、キャロルは27kgもあり、まったく勝負にならなかった。
『第40回:『小さな高級車』マツダ・キャロル(1962〜70)(その4)』の記事ページへ戻る