
【スペック】全長×全幅×全高=3395×1475×1600mm/ホイールベース=2550mm/車重=900kg/駆動方式=MR/0.66リッター直3DOHC12バルブターボ・インタークーラー付き(64ps/6000rpm、9.6kgm/3000rpm)/価格=138万6000円(テスト車=148万5750円/ディスチャージヘッドランプ=5万2500円/アルミホイール=4万7250円)
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【スペック】全長×全幅×全高=3395×1475×1600mm/ホイールベース=2550mm/車重=900kg/駆動方式=MR/0.66リッター直3DOHC12バルブターボ・インタークーラー付き(64ps/6000rpm、9.6kgm/3000rpm)/価格=138万6000円(テスト車=148万5750円/ディスチャージヘッドランプ=5万2500円/アルミホイール=4万7250円)
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ラゲッジスペース下の吸音機能付きカバー(ファブリック&スチール)をめくるとあらわれる659cc直3ターボは45度傾けてマウントされる。連続可変バルブタイミング「MIVEC」、アルミダイキャスト製シリンダーブロックなどを備えたブランニューユニットで、今後同社の軽自動車に用いられるという。
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フロント部も開閉可能だが荷室ではなく、ヒューズなどが収められる。前方に寄りぎみのキャビンや燃料タンク(35リッター)などが、前後の重量配分=45:55のバランスをとっている。大型六角断面のフロントサイドメンバーなどで衝突安全性にも配慮した。
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フロントグラスは広いが、衝突時のキャビン保護のためだろうか、Aピラーはやや太めでグラスが入る。丸いフォルムのせいか、最初クルマのサイズが把握しづらかったが、考えてみれば軽、たかが知れているのですぐ慣れる。
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実はiの収納スペースはそれほど多くない。助手席のグローブボックスやドリンクホルダーなどがあるが、ATシフター前方、インパネ真下にある底の浅い収納はちょっと意味不明。うかつに物を置いてペダルとフロアの間に転がり落ちたりしたら……。フロアではなくコラムシフトにして前席間のスペースを稼いだほうがよかったのでは?
クリックすると、“隠れティッシュボックス”が登場。これは便利。
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後席は軽自動車としては並程度か。足まわりにさほど余裕はないが、前席シートバック裏がスカスカしているおかげで過度に窮屈とは思わなくてもすむ。スライド機構はなし、リクラインはあり。
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後席シートバックは5:5分割可倒で、両脇のレバーで倒すことができる。クリックすると、シートが倒れエンジンまで登場。
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右リアタイヤの上部にある黒いマルは、エンジンの空気取り入れ口。冷却は開発中の課題だったというが、ボディ下のアンダーカバーで空気の流れを整え、効率的に冷やすことができるようになったという。インタークーラーはエンジンの前側で冷気を待つ。
なお、10・15モード燃費は、2WDで18.4km/リッター、4WDでは18.0km/リッター。全車「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」と「平成22年度燃費基準」に適合。
『三菱 i M (MR/4AT)【試乗速報】』の記事ページへ戻る