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ホンダの交通安全に関する取り組みについて、概要を説明する本田技研工業参事の杉本富史氏。それによると、ホンダの取り組みは「ヒト」(安全教育)と「テクノロジー」(安全技術)と「コミュニケーション」(安全情報)の3つを柱に行われているとのこと。
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新型「フィット」に採用予定の「City-Brake Active System」。いわゆる自動ブレーキと誤発進抑制制御からなるこのシステムは、センシングにレーザーレーダーを採用。自転車や人などは認識することができない。
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車線からの逸脱による、対向車との正面衝突事故の防止に役立つ「進化型衝突軽減ブレーキ」。より緻密な制御を実現するため、カメラによるレーンキーピングアシスト機能との連動も検討されている。
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インターナビのフローティングカーデータや事故多発地点の情報、地域の市民からのクチコミ情報などを確認できる「SAFETY MAP」。パソコンやスマートフォンを介して、誰でも無料で利用することができる。
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「自操安全運転プログラム」と「移送安全運転プログラム」では、安全なクルマの運転方法などを、専用の施設内で実際にクルマを走らせて学ぶことができる。
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交通安全教育に関する、ホンダの国内外の活動を紹介するスタッフ。
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ドライビングシミュレーターと組み合わせて利用する「手動運転補助装置」。下肢に障害があり、両上肢で運転操作を行う人を想定して開発されたもので、実際の福祉車両(手でアクセル、ブレーキを操作する自操式の車両)に近い操作方法で、ドライビングシミュレーターを使うことができる。
『第175回:クルマだけでは実現できない? ホンダの交通安全への取り組みを知る』の記事ページへ戻る