【スペック】全長×全幅×全高=4625×1800×1440mm/ホイールベース=2810mm/車重=1560kg/駆動方式=FR/2リッター直4DOHC16バルブターボ(245ps/5000rpm、35.7kgm/1250-4800rpm)/価格=586万円(テスト車=678万1000円)
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【スペック】全長×全幅×全高=4625×1800×1440mm/ホイールベース=2810mm/車重=1560kg/駆動方式=FR/2リッター直4DOHC16バルブターボ(245ps/5000rpm、35.7kgm/1250-4800rpm)/価格=586万円(テスト車=678万1000円)
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1961年にデビューした「ノイエ・クラッセ」こと「BMW1500」。ドイツ語の“Neue Klasse”は、英語でいえば“New Class”で、それまでのBMWのラインナップとは異なる、新たなコンセプトに基づいた新たなクラスのモデルであることを意味していた。SOHCヘミヘッドのエンジン、フロントがストラット/コイル、リアがセミトレーリングアーム/コイルの4輪独立懸架など、その後BMW各車に長らく使われるメカニズムを採用しており、「5シリーズ」のルーツにあたる。
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後の「3シリーズ」の祖先となるコンパクトな2ドアセダンで、1966年に1.6リッターエンジンを積んだ「1600-2」がデビュー。翌67年以降、高性能版の「1600TI」や2リッターエンジン搭載の「2002」などバリエーションを増やしていった。写真は「2002」。
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新型「BMW 328i」のフロントには、2リッター直4ターボエンジンが縦置きされる。直6モデルは、モーター付きの「アクティブハイブリッド3」として、2012年秋の導入が予定されている。
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新型「3シリーズ」のサイドビュー。先代モデルに比べ、全長は100mm、ホイールベースは50mm延びている。
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伝統の4灯ランプとキドニーグリルが採用されたフロントまわり。グリルとヘッドランプがつながるデザインは新しい。フロントバンパー下部やホイールのデザインは、「ラグジュアリー」(写真)、「モダン」、「スポーツ」といったデザインテーマごとに異なる。
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BMWいわく「運転席と助手席の双方から見やすい位置」に8.8インチディスプレイが配されるインテリア。画面は、車両周囲の状況を映している(トップビュー+サイドビューカメラ)。
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電動ガラスサンルーフは、17万円のオプション。
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トランクルームの様子。4:2:4分割可倒式の後席を倒して積載量を拡大できる。両手がふさがっているときなどは、バンパー下部のセンサーを足先で感知させるだけで、トランクリッドを開けることが可能だ。
(画像をクリックするとシートの倒れるさまが見られます)
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センターコンソールが傾いた、“ドライバーオリエンテッドな”運転席まわりの様子。
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「BMW 3シリーズ」は、今回のモデルで6代目。FRの駆動方式と50:50の前後重量配分は変わらない。
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上位モデルの「528i」にも採用される2リッター直4ターボユニットは、245ps、35.7kgmを発生。燃費値は、10・15モードで15.6km/リッター、JC08モードで15.2km/リッターを記録する。
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後席の様子。レッグルームは、先代モデルより15mm拡大された。
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「BMW 328i」の「ラグジュアリー」に標準で備わる、18インチ「マルチスポーク・スタイリング416アロイホイール」。「スポーツ」や「モダン」には、同サイズで異なるデザインのものが与えられる。
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【テスト車のオプション装備】
BMWヘッドアップディスプレイ=14万円/パークディスタンスコントロール(フロント)=4万3000円/トップビュー+サイドビューカメラ=10万円/レーン・ディパーチャー・ウォーニング=7万5000円/電動ガラスサンルーフ=17万円/ダコタレザーシート+シートヒーティング=28万4000円/メタリックペイント=8万円
『BMW 328iラグジュアリー(FR/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る
