吉田由美の弾丸ドライブ 〜ボルボで行く流氷の旅(前編)
2012.02.12 画像・写真寒い季節限定の出会いを求めて、空路とボルボで冬の北海道へ。カーライフエッセイストの吉田由美が、1泊2日の弾丸ツアーの中から“撮っておき”のシーンを紹介します。(文=吉田由美/写真=小林俊樹)
→「吉田由美の弾丸ドライブ 〜ボルボで行く流氷の旅(後編)」はこちら

今回は、「ボルボV60 DRIVe(ドライブ・イー)」で、冬の北海道をドライブ。ワゴンならではの荷室にスタッフの分まで荷物を積んで、旭川空港からいざ出発〜!
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今回は、「ボルボV60 DRIVe(ドライブ・イー)」で、冬の北海道をドライブ。ワゴンならではの荷室にスタッフの分まで荷物を積んで、旭川空港からいざ出発〜!
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まだまだ寒さが厳しい北海道ですが……こんな時、寒い国(スウェーデン)で生まれたボルボのクルマは心強いです。ボディー剛性の高さやドアの重量感も、安心できる理由でしょうか?
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もちろん、横滑り防止装置などの安全装備はバッチリ。今シーズンはすでに雪道ドライブを体験しているので、取りあえず普通に運転できるものの……周りを走る地元ドライバーの速いこと! 毎日この環境で運転している人にはかないませんっ。
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まず向かった先は「旭山動物園」。前から行きたいと思っていましたが、なかなかチャンスに恵まれなくて。今回初体験です。旭川空港からクルマでまっすぐ来れば、20分くらいのロケーション。
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旭山動物園そのものはコンパクトサイズで、2時間もあればたっぷり見学できます。エゾシカもこんなに近くで見ることができるんですよ!
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シンリンオオカミですが……「オオカミ」と言わなければ、犬と間違えそう!? サイズはかなり大きめですけど(笑)。
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こちらは「ほっきょくぐま館」。建物の中には、アザラシ目線(!)でホッキョクグマを間近に見ることができるドーム型のスペースもあります(が、列ができていたので残念ながらパス)。他の動物園ではあまり見られない工夫が随所にあるのも、ここの人気の秘密かも。
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こんなにホッキョクグマを間近に見たのは初めて! 写真ではホッキョクグマを手なずけているように見えますが……もちろん、この間にガラスあり!
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「もうじゅう館」では、トラやライオンに会えます。こちらの写真は「アムールトラ」。規則正しい周期でぐるぐると歩き回っていました。
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くるんと丸くなってお休みしているのは、レッサーパンダ。顔を上げると、かわいらしい表情! でも、この子はちょっとお年を召したレッサーパンダのようで、ずっとお昼寝してました。
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園内には、看板やその動物についての説明が書かれたプレートが数多くあって、そのほとんどが手書き。手作り感たっぷりです。
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「あざらし館」には、数頭のゴマフアザラシが。写真は、水槽をつなぐ透明なパイプを悠々と泳いでいくゴマフアザラシちゃん。
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じっと見ていたら、アザラシのほうから遊びに来てくれました! とっても人懐っこいんです。
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アザラシの大きな水槽の脇には……青い水の中に、白く透きとおったクラゲたち。
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旭山動物園の冬の名物、ペンギンのお散歩です。開園(10時30分)間もない11時に、1回目のお散歩開始。時間になると、両側に見物人が並ぶ花道を、ペンギンちゃんたちが大行進! このお散歩は冬しか行われないのですが、寒くても一見の価値がありますよ。
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ペンギンたちは約30分をかけて園内を散歩します。観客は、ペンギンが前を通り過ぎるとまた移動して先回り。約500mの散歩コースは、常に人でいっぱいです。
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旭山動物園には、現在4種類のペンギンがいるそうです。これは、そのうちのキングペンギン。
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この日は平日のせいか、正面入り口前の駐車場は余裕あり。ほとんどのお客さんは、バスを使って来ているみたい。中国から観光でいらした方も、かなり多いですね〜。
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動物園を後に、いざ出発。まだまだ内陸部とあって、一面豊かな雪景色です。
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山あいの大雪国道は、昼間でもかなりのアイスバーン状態。横滑りを防止するため、ときどき「スポーツモード付きDSTC(ダイナミック・スタビリティ&トラクション・コントロール)」が自動介入。その様子が、警告灯からもわかります。大雪山を横目に、東へと向かった先は……?(後編につづく)