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「M3」もこの新型で5世代目。これを機に従来の「M3クーペ」が「M4クーペ」(写真左)の名で独立した。
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新旧モデルが一堂に会する。手前の「M4クーペ」の左奥が初代のE30型(エンジンは2.3リッター直4)。そこから右方向へ順にE36型(3リッターおよび3.2リッター直6)、E46型(3.2リッター直6)、E90型(4リッターV8)。
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「M3セダン」と「M4クーペ」には共通の3リッター直6ツインターボエンジン(431ps)が搭載される(写真はM4クーペ)。
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「M3セダン」(手前)と「M4クーペ」のリアビューを見比べる。M3ではトランクリッドの縁に別体の小型スポイラーが装着されるのに対し、M4ではトランクリッドとスポイラーが一体成型になっているのがわかる。テールランプのデザインも微妙に異なる。
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「M3セダン」の動力性能は、0-100km/h加速が4.1秒(6MT仕様は4.3秒)で、最高速は250km/h。試乗車のボディーカラーはメタリックカラーのヤスマリーナブルー。
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「M3セダン」のエンジンルーム。「M4クーペ」ともども、CFRP製のストラットブレースが装着される(ストラットマウント同士をつなぐ「U」字のパーツ)。
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「M3セダン」のインテリア。インパネやセンターコンソールのトリムにカーボンがあしらわれ、スポーティーな雰囲気が演出されている。欧州ではアルミ調パネルやウッドパネルも選択可能。
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「M3セダン」(写真)と「M4クーペ」の両方でCFRP製ルーフが標準となる(日本仕様の場合)。従来のスチール製ルーフと比較した場合、M3では5kg減、M4では6kg減を達成している。
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軽量化のメニューはこんなところにもおよんでいる。CFRP製プロップシャフト(手前)は軽量・高剛性なだけでなく、一体成型が可能となるため、中間ベアリングが不要になり、そのぶんさらに軽くなる。従来品との比較で40%の軽量化を実現。
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「M4クーペ」の車重は1497kg。軽量なぶんだけ「M3セダン」(1520kg。いずれもDIN値)よりパワーウェイトレシオでは優れるが、動力性能のメーカー公表値は両車で同値。
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「M4クーペ」の室内。M3/M4ともシートはバケットタイプのMスポーツシートが装着される。
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左側に330km/hまで刻まれたスピードメーター、右側に7500rpmからレッドゾーンが始まるタコメーターが配置される(写真は「M4クーペ」)。
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タイヤサイズはM3/M4とも、前が255/40ZR18、後ろが275/40ZR18(写真は「M4クーペ」)。
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ボディーのCd値はM3/M4とも0.34と発表されている。
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アルガルヴェ・サーキットのレフトハンダーを行く「M4クーペ」。
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「M3セダン」(写真)と「M4クーペ」の走りに差はないが、Aピラーの角度とダッシュボードの位置に違いがあるため“視界的な走行体験”が少し違っている。
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空力的な処理が施されたMドアミラー(写真は「M3セダン」)。
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トランク容量は「M3セダン」(写真)が480リッターで、「M4クーペ」が445リッター(いずれもVDA方式)。
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「M4クーペ」(写真)と「M3セダン」の受注は、日本でも2014年2月に始まっている。納車は7月からの予定。車両価格はM4の7ATが1126万円、同6MTが1075万円。M3は7ATのみの設定で1104万円(消費税8%込み)。
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BMW M3セダン
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BMW M4クーペ
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『BMW M3セダン(FR/7AT)/M4クーペ(FR/7AT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る