
-
-
「ヴァンキッシュ ヴォランテ」は2013年8月のペブルビーチ・コンクール・デレガンス2013でお披露目された。従来の「DBSヴォランテ」の後継車に当たる。
-
インパネのデザインは従来の流れをくむものだが、センターパネルに“ガラスボタン”を用いたり、ユニークな形状の「One-77 レザーステアリングホイール」を採用したりと、随所がアップデートされている。
-
ソフトトップの開閉は、運転席側ドアに備わるスイッチ(パワーウィンドウスイッチの手前)で行う。
-
オープン化に要する時間は約14秒。48km/h以下なら走行中に開閉することもできる。(クリックするとソフトトップが開く様子が見られます)
-
車体の骨格には第4世代のVH(バーティカル・ホリゾンタル)アーキテクチャーが用いられる。アルミとカーボンからなり、ねじり剛性は「DBSヴォランテ」比で14%向上しているという。
-
試乗車はアストン・マーティンの創立100周年を記念する「センテナリーエディション」と呼ばれる限定車。室内には「One-77」と同じディープソフトブラックレザーが使用されている。
-
6リッターV12ユニットは、573psと63.2kgmを発生。「タッチトロニック2」と呼ばれる6段ATが組み合わされる。
-
トランク容量は279リッター。「DBSヴォランテ」比で50%拡大されている。
-
動力性能は0-100km/h加速が4.1秒、最高速は295km/h(本国仕様の場合)。
-
左に速度計、右に反時計回りのエンジン回転計を配置する。
-
センターパネルは、エアコンとインフォテインメントの操作部が触覚フィードバック(ハプティクス)機能付きのフェザータッチ・ガラスボタンとなっている。
-
抑揚のあるリアフェンダーのラインやブレード状のリアコンビネーションランプなどは、77台限定のスーパースポーツカー「One-77」に一脈通じる。
-
タイヤサイズは前が255/35ZR20で、後ろが305/30ZR20。ブレンボのカーボン・セラミック・マトリックス(CCM)ブレーキシステムが備わる。
-
シート配置は2+2。しかし後席は事実上、カバン置き場程度の広さでしかない。
-
-
アストン・マーティン・ヴァンキッシュ ヴォランテ
-
-
-
-
『アストン・マーティン・ヴァンキッシュ ヴォランテ(FR/6AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る